Denimusic Fes

邦ロックとかラウドロックとかジーンズとか

2019年のCrystal Lakeについて

はじめに

他の記事で今年参戦したライブの事を書いたんだけども、このバンドとPassCodeについては別でまとめようと思っていた。

他のバンドに比べて、複数回ライブを観に行ったという事もあるけどもハマり具合の比重が大きい上にライブを観る度に色んな発見があったりしたものだから、この様な感じになった。


さて、重低音の猛者Crystal Lakeである


今年は海外遠征が主でファンからも外タレ扱いされた訳だけど、年間約100公演ペースでライブをし続けたという事実は凄いと思う。10月のライブは流石に疲労が蓄積されていたのかVo.ryoが喉の不調を訴えてたけども、それを感じさせないパフォーマンスを見せて驚かされた。


この人に限界などない…と言わせる様な力を持っているヴォーカルに出会えて良かったなあとしみじみ思う。

さて、ここからは印象に残ってるライブの感想をざっくばらんに書いてみる

5/17 Crystal Lake 京都MUSE



いわゆる初遠征&最前だった事もあったし、テンションMAXの状態で観に行ったのを覚えている。そしてライブが始まるとバンドのパフォーマンスは「最強」と呼ぶに相応しいものだった。


昨年秋に発売されたアルバムからのナンバーが多かったけども、ライブ定番曲となった「Hail To The Fire」から始まり、勢いをそのままにMCも序盤の1回だけで後はほぼノンストップで演奏し、フロアが地獄絵図になったのを覚えている。


特に「Mercury」と「The Fire Inside」、「Open Water」の盛り上がりは狂っていた。フロアがダイブ、モッシュ、ヘドバンするキッズで溢れ、身体がボロボロになっても構わない!と言わんばかりの勢いだった。
(翌日は案の定身体がボロボロの状態になり、老いを感じたとさ)


なお、僕は「OpenWater」のイントロが好きで、今の体制で旧譜のセルフカバー盤が出たら買うつもりだ。
(旧譜は絶賛廃盤中)


またMC中でも、ファンから貰ったワインをフロアで回し呑みするという無茶苦茶ぶりはあのライブだけである。
(因みに僕は酒に弱いので、別の人に譲った)


印象に残ったのは、普段あまり喋る事のないサポートメンバーのミツルが地元でのライブという事でMCを任された事だった。


母校の同級生も来場しており、そこで本名をバラされたり弄られたりただのサポートメンバーとは思えない愛のある弄りにニヤニヤしてたのは僕だけじゃないはずだ。


ぶっちゃけ同じくサポートメンバーの楽さんと共に正式メンバーに迎えられたら良いよなあと思っている。あのバンドの「陽」の部分は間違いなく彼が担っているはずだ。


あと公式の写真に初めて載ったのもこのライブ。
この時の写真を友達に見せたら「スッピンのペニーワイズ」という有難くない評価を受けたけどね。

ちなみにスッピンのペニーワイズこと初代ペニーワイズの中の人のご尊顔はこんな感じです。お前確かホームアローン2でガキにしばかれたホテルマンやんけ。



あと、このライブで初めて泣いた。
 


理由はライブ終わりにYDさんがファンとグータッチして周っていて、僕ともグータッチした事だ。年甲斐もなく自然とウルっときてしまい、自分でも驚いた。それ以降涙腺が緩んだのか他のライブでも自然と涙が溢れる様になった。流石に周りが引く程泣いてはいないけども。


あの時のエモさは中々普段の生活では味わえないものだった。

まとめ


昔は日本のバンドが海外で活動するなんて事はあまりなかったけども、Crystal Lakeの場合は寧ろ海外にいる方が長いんじゃないか?と思うぐらいのライブを海外で行っている。
今年も大晦日に中国でライブをするという。来年もフランスでのフェスに出演が決定している事から益々海外での活躍が期待出来る。


一方で日本国内で中々彼らを観る事が出来ないのは辛いなあとも思う。東京なら兎も角、大阪及び関西方面には中々来ないイメージがある。


それだけに10月のライブでryoがMCで話していたバンド主催のフェス「TRUE NORTH FESTIVAL」を大阪でもやると聞いた時は喜びのあまり叫んだ。いつやるかは定かではないけどもリップサービスでなかったのは確かだ。


来年は新木場2DAYSで実施するが、是非足を運びたいと思う。


自分達が好きなバンドをこれからも観れるとは限らない


だから僕は好きなバンドのライブには可能な限り参戦したいのだ。



今年に入ってからはポル超をはじめ京都大作戦等のバンド主催のフェスに参加し、邦ロック界隈からも知られる様になってきており、今年で一気に名を挙げた印象が強いけど、来年以降はもっと今以上に活躍するイメージが凄く強い。


根拠は沢山あるけど、1つだけ確かなのは彼等の音楽は日本が生んだ最高のラウドミュージックという事だ。


彼等が音楽シーンを揺るがす存在になるのも、そう遠くない気がする