はじめに
新型コロナウイルスがーにくいー
新型コロナウイルスがーにくいー
新型コロナウイルスがーにくいー
すこぶるにくーいー
行きたかったフェスも行けなくてー
(堺ミーティング、ハジマザ、メガベガス、TNFetc)
レコ発ツアーも行けなくてー
(ベガスにPassCodeにSiMにCrossfaith)
世間は嫌なニュースばかりー
ふざけとんのか2020ー
新型コロナウイルスがにくいー
新型コロナウイルスがにくいー
でもこのまま終わってなるものかぁ
健康に気を遣い
とうとうきたぞ
運命のライブの日ー
スタートォー
∧∧.∩ ∩_ ・∵’、
( )/ ⊂/"´ ノ )<イテェ
⊂ ノ / /vV
( ノ し'`∪
(ノ
ゲフンゲフン
改めて
そんなこんなで2020年はブレアフェスに始まり、ハジマザサーキットに参戦し、さあ次は初リベリオンからのPassCodeFCツアーじゃ!と思っていた矢先のコロナウイルス流行である。Fuckin!!( ゚д゚)、ペッ
結果的に今年のライブ参戦はほぼ見送りとなり、世間がやれテレワーク、やれ不要不急の外出自粛ムードにさらされている中普通に会社に来て働いてたわけで…
最初はバンドマーチを買い漁ったりライブDVDを見てたりしたものの、やっぱりライブには行きたい。というかライブがないのは酸素と一緒…という「デスマッチがないと生きてないのと一緒」by葛西純のような心境で今日まで生きてきた。
が、流石に無理。我慢出来ね。
仕事のストレスと例年以上に荒れるネット界隈、ニュースを見れば自分達とは価値観が異なる界隈へのディスが蔓延し、他人のスキャンダルをあたかも娯楽の様に弄くり回すマスメディア及び自分達を「良識ある人間」と思っている連中の非道な言動にウンザリしていた。
もうこんな心境だったよワシ
そんな中、早めのクリスマスプレゼントが舞い降りたのである。
Crossfaith有観客ライブ実施
Crossfaith JAPAN TOUR 2020
SYNTHESIS なんばHatch
ライブ当日
時は来た。それだけだ。
by橋本真也with笑いを堪える蝶野正洋
ハジマザサーキットから10ヶ月あまり
ライブハウスよ!私は帰ってきた!byアナベル・ガトー
ということでブレアフェス以来のCrossfaithである。
正直、前日までコロナの影響による自粛要請で中止してもやむ無しという気持ちだったけども、開催が発表されホッとした。
もしこのライブが中止された場合、今年ライブハウスに行く事はもう無いと思っていたからだ。
13時頃に現地に到着し、物販に並んだ時元の日常に帰ってきたように感じた。時間潰しの為に堀江・アメ村辺りを散策するのも楽しかった。想像以上に早く着すぎて時間持て余したけどなm9っ`Д´)
18時頃
フォロワーさんと一緒に会場入り
なんばHatch内のエスカレーターに乗りながら、まるで故郷に帰ってきたような感じになった。フロアに入るとそこには椅子が並べられ、いつもあったステージ前の柵がない事で今日のライブがいつも通りのライブではない事を実感させられた。
そう、コロナ禍ではダイブ・モッシュはおろか声を出す事もライブハウスでは禁止されているのだ。
限られた人数でしか観れず、また職場や家庭の事情で参戦を断念した人も少なくないはずだ。本来なら立つことさえ難しくなるほど人が密集したライブハウスがあったはずなのである。
クソコロナめ…と思いながら開演時間を待っていたのである。
待ってる間会場で流れていた音源を漁っていくうちにライブを観たい気持ちは昂っていった。昼の部のネタバレを食らったというのもある。聴きたい曲は山ほどある。約10曲程のセットリストでそれがどれだけ叶うか…期待と不安が混ざった感情を胸にその時を待った。
19時を少し過ぎた後、ついにその時がやって来たのである。
間違いない。Crossfaithは本気で皆を殺しにかかっている。
幻想的なオープニングから一転、1曲目からDigital Parasiteというエグいナンバーから始まった今回のライブ。
様々な制限が課せられた観客に残された自由は自らの首を差し出すこと。即ちヘドバンである。思えば首というものは落とす為にある。と言う事を忘れていたのかもしれない。SPECIES.EPから立て続けに3曲演奏された時、僕の首はもう限界を迎えていた。早えよ。
しかしCrossfaithは手を緩めない。4曲目にまさかのKill'Em All。続けてOmenを叩き込んできたのだ。東京参戦組が嫉妬するセットリストに我ら大阪参戦組は歓喜に包まれていた。
イエーイ♪東京参戦組見てる?こっちはレア曲大放出だぜ。え、腹立つだって?ふざけんな、こちとら大阪民はバンドマーチのポップアップストアとかないんだぞ。TNFもサタニックもないんだぞ。たまにはこっちがいい思いしたっていいじゃんよ。おいやめろ石投げんな。こっちは昼の部のMIRROR見逃してんだぞ。見逃せよ。
話が脱線したので、
ライブ演出とか諸々について
・柵がない為想像以上にステージが近くに感じる。それでいてド迫力
・メンバーの立ち位置がほぼ固定されていたが、揃い方がほぼMARVEL
・上手前にアマタツがいた為にドラムの生音がいつもより直で耳に入る。
・ライブが進むにつれてTeruが暴走形態に入る。最後のThe Perfect Nightmareでは神となる(わかる人にはわかる)
・Kazukiの色気がヤバい
・こいちゃんにそろそろビールのCMを…ネット限定でも良いから
・サポートギターのTamaさんから感じる歴戦のメタラー感半端ない
話を戻して(なおMCの内容はド忘れした。正直スマンかった)
レア曲を立て続けに演奏したかと思えば、ライブ定番曲のWildfire→System X VIP→Xenoという人権無視のラウドナンバーを炸裂させたところでライブも終盤に差し掛かりフロアには死体が転がっていた。生き残っている者も居たがもはや手遅れの状態であった。注:一部誇張表現あり
そこで新曲「Feel Alive」が演奏されたのである。Crossfaithとしては珍しいエモーショナルなナンバーである。系統としてはMilestoneやTears Fallに近いクリーンボイスが心に染みるタイプの楽曲である。
そしてこの曲は今回のツアーに参戦したファンの手拍子が楽曲に使われる。ファンと共に楽曲制作をする。これが今回のライブの特徴だ。
コロナがなければこの曲は産まれなかっただろうなあとか、コロナがなければ今頃ダイブモッシュのライブハウスに居たんだよなあとか様々な思いを抱きながらライブ終盤を迎えた。
YourSongが演奏され、本編ラストに演奏されたのは東京公演と同じくStars Faded In Slow Motionだった。壮大なメロディーと勇猛果敢な戦士を想像させるメンバーの演奏、そしてヴォーカルの力強いシャウトにフロアは自らの首を振り落とす事で応えた…気がする。うん、ライブ3日後でも首が痛かったから間違いないぞ。
アンコール
いつもなら「ワンモアァァァァァァ!!」「初めからやれぇぇぇぇ!!」「こんなもんじゃねえだろぉぉぉぉ!!」という某猛虎球団のヤジのような声援が聞こえてくるはずではあるが、流石に今回のライブでは皆大人しく手拍子で煽っていた。揃うのが早かったのか、それとも待ちきれなかったのかTeruが誰よりも早くステージに戻り、そこから他のメンバーも続いた。
アンコール1曲目はThe Perfect Nightmare…どうやらCrossfaithはライブハウスに来た者を生きて帰すつもりは全くないらしい。そうでなくてはいけない。
アンコールに涙が溢れ出るような曲を演奏するCrossfaithはCrossfaithではない。「人でなし」と呼ばれるようなセットリストを演奏するのが真のCrossfaithだ。
正直、首はおろか腰や脚というか全身が限界を迎えていた。
10ヶ月もの間ライブというものを経験していなかった俺の身体はボロボロの状態だ。
それでも首を振るのを止められない。これ以上無理だと言われても振りたい。それは使命でもなければ義務でもない。ただ振りたいから振っている。それだけである。
ラストはCrossfaithの代名詞であるMonolithで今回の宴は終わりを告げた。あと身体も。
ライブが終わる頃には身体の重さと痛みと引き換えに他では得られない解放感と喜びに満ち溢れた感情がライブハウスを包み込んでいた。
おわりに
ライブが終わって1週間近くになるが今のところ体調に変化はない。強いて言うなら首と腰がやられてしまい3日間は痛みが取れなかった。どんだけ身体が鈍っていたのかが想像つくが、多分俺以外にもいるはずである。
何でこんな事を書くかというと、やはりこのご時世にライブをする。あるいはライブハウスに行くという事はかなりリスクが伴う行動だからだ。
ぶっちゃけ怖かった。自分に症状が出たら?メンバーやスタッフの誰かが感染してたら?ライブ参戦者に感染者が出たら?とかもうキリがない。
だからこそ今回のライブは嬉しさと共に怖さがあった。心の底から楽しめるかとか色んな思いがあった。
だけどもさ
やっぱりさ、あのライブハウスに足を踏み入れた瞬間のワクワク感とかさ
SNSで仲良くなったフォロワーさんと会って話したりとかさ
Twitterでライブ終わりの感想を見たりするとさ
やっぱりライブに来て良かったって思うのさ
俺たちに出来るのは生きる事
病気にならないように対策をきちんと取る事
そして何よりお互いを支え合う事なのさ
今のギスギスした世間では難しいかもしれないけどさ
それでもさ
前を向いて生きていきたいと思うのでBRAHMANを始めます
※やっぱり真面目にライブレポ書くのしんどいのさ(唐突なTOSHI-LOW口調やめい)