このブログについて
こちらは筆者がInstagram及びTwitterでは書き切れないライブレポ、好きなバンド、アーティストの事、服について長々と書く自己満足ブログになります。
主に好きなアーティストですが、基本邦ロック界隈です。その中でもコアな分類にあたるラウドロックがメインになります。気に入ればV系でもアイドルでもOKな雑食系です。
ライブレポに関しては、Instagramでも書いてますが後で見返すと枕に顔を埋める位のテンションで書いてるものが多く、素のテンションで書いた方が他の人に読みやすい文章が書けると思いますのでライブ開催時から少し遅れて書き出します。なので速報性はございませんのでご了承下さいませ。
このブログで書くバンド、アーティストについては大分偏りがあります。基本的に頭を振る音楽が好きなのでそっち系の音楽が中心になります。(一部例外有り)
あと、服と書いてますがぶっちゃけジーンズネタが殆どです。てかそれをメインで書こうとしてはてなブログに登録したものの面倒臭くなって放置していたのをお詫び申し上げます。
最後に
たまにしか書かないとは思いますが、読む人の暇潰しに程度になれば幸いです。駄文まみれですがどうぞよろしくお願いします。
以上
ちょっとしたご報告
はじめに
放置プレイで正直スマンカッタ。ヴァー
元々「ライブ見終わったテンションで感想書いてたら文字数足んねんだよクソが!」みたいな感じのノリで作ったブログですが、何だかんだで4年ぐらい経ちました。ここ数年は放置してたけどな( ゚д゚)クワッ
元々SNSの方もライブ前後に呟くか、気まぐれで呟く程度になっているので恐らく更新ペースは変わらないと思います。だってここ数年のインターネット荒れすぎだもん。メンタルやられるわクソが
そんなこんなで

本ブログの閲覧数1万人越えましたありがとうございます!!
ブログ書き始めたのが2019年なのでかれこれ5年近く経ちました。ほぼ放置してるけどな(アカン)
小学生の頃からインターネットの世界に飛び込んで、ガキの分際でエロ動画見ようとしたらリビングに置かれてたパソコンがフリーズしてテンパったりとか、
中学生の頃にハマった棒人間アニメーション系動画クリエーターが有名ボカロPになったりとか、
高校生の頃テキストサイトの沼にハマってから文章を書く事に興味を持ったりとか、
大学生の頃にニコニコ動画が出来てひたすらMAD動画とかゆっくりゲーム実況見たりした結果リア充とは程遠い学生生活送ったりしてたわけですが、
あれから歳食って一番関わらないと思っていた「ロックバンドのライブを観る」事にハマった挙句ブログを開設するとは当時思わなかったです。
大学生の頃、「ロキノン系最高!アイドル?てめぇ電〇の回しもんみてえな奴がいるから日本の音楽業界ダメになるんだろうがゴルァ!」といきり立ってた俺が今では「やちいぃぃぃぃぃぃ!!」と叫ぶPassCodeの南菜生大好き夢女子(なお外見はおっさん)となったり、
飲み会でウェイ系の輩を見て「うわぁ…」ってなってた俺が、ライブハウスで「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」と叫びながらダイブしたりモッシュしてる人間になるとは思わなかった。
人見知りだった俺が名前もおろか顔も知らん奴を投げ飛ばしてダイブさせたり、グータッチしたりするとは思わなかった。
あ、でも彼女いないのは想像出来てた。親から「もう孫は諦めた」と言われるとは思わなかった。泣くぞ。
そんなこんなでブログを見てくれてる皆さん、及びSNSのフォロワーさん
今後ともよろしくお願いします
流石にブログは更新するように頑張るから(震え声)
おわり
モッシュピットデビューした君達に捧げる
はじめに

この記事はコロナ禍以後にライブハウスに通いだした人向けに出すものです。
昔から通ってるあるいはある程度慣れた人にとっては「何当たり前の事言ってるんだこいつ」と思うかもしれませんが、秒単位で情報が流れてしまうSNSよりもこうした形で残して置いた方が良いんじゃね?と思い書きました。
ちなみに真面目な文章書くの苦手おじさんだから本題に入る時は変な文章になるけど許してにゃん。
本題の前に長い前フリ
先日coldrain主催のロックフェス「BLAREFEST2023」が無事開催された。
前回の2020年2月に開催された時「伝説のフェス」と評されたフェスはコロナ禍の混乱や苦労を乗り越え再び参加したライブキッズ達(俺みたいなオッサン含め)に生きる喜びを与えた。
さてこのブレアフェス、コロナ禍以後のライブシーンにおいて重大な出来事が起こった。
事実上のモッシュ解禁である。
ダイブに関しては様々な話し合いの結果「今回は本気で我慢してほしい」byMasatoという事で本格解禁は持ち越しになったものの、我々ラウドロック、メロコア、ハードコアを愛する者が心の底から欲していたモノをようやく取り戻す事が出来たのだ。
いや待て既に小箱やインディーズ界隈では解禁されとるやないか。とツッコまれそうだが所謂「表の世界」では事実上初めての事だ。遂に我々は「秩序ある無法地帯」への扉を開いたのである。
今回のブレアフェスでは各ステージでバンドの演奏に応えるが如くフロアでモッシュピットが発生した。スクリーンに映し出されたサークルピット、ウォールオブデス、スカダン、ツーステップetc、皆マスクをしていたがどこか笑みを浮かべていたような気がした。
俺自身も久々にサークルピットに混ざり走り回った。気がつけば知らん人と肩組んで走ったりハイタッチもした。はしゃぎすぎて2日間連続でコンタクトレンズ落としたけどな( ゚д゚)クワッ
とはいえ少し気になった事もあった。
モッシュピットで転んだり怪我する人が会場やTwitterを見る限り結構多かったのだ。
実を言うと俺もサークルピットで走り回った際、目の前の子が転んでしまいそれに巻き込まれる形で転倒し周りの人達に助けて貰っている。(あの時はありがとね。そしてすまない)
他にもモッシュの圧縮さに耐えきれずに途中離脱する人もいたし、実際俺が見たライブでも手に包帯巻いて指も固定しながらライブを見ている子を見かけた。
Twitterのタイムラインでも「転けた」「頭打った」「ピット圧で死にかけた」などの体験談が飛び込んできた。
実際に現場に行った人間はこう思ったはずだ。
「俺(私)たちモッシュピット下手になっとる…」
約3年お預けを食らっていたのである。その間に我々の体力そしてモッシュ勘は衰えてしまったのである。何だよモッシュ勘ってというツッコミをしたくなったお前、正しいよ。
要は頭で思い浮かべている事と実際の身体の動きが追いついていないのである。体力の衰えに気づかなかった結果足がもつれて転ぶし身体も悲鳴をあげたのである。
ちなみに俺の場合フェス当日~終了した翌日はガッツリ寝れたのだが、体力は戻らず結局名古屋のサウナで風呂に浸かりながらサ活し帰宅したが、疲れは取れず結局地元の銭湯で再びサ活し寝た。コンタクトレンズ付けたままでだ(ダメじゃん)
そしてもう1つ理由があった。
「コロナ禍以後にライブに遊びに来るようになった子達がモッシュピットに慣れてない」のだ。
コロナ禍になり、声出し禁止の指定席方式でのライブから始まり、徐々に人数制限解除→立ち位置指定のオールスタンディング→フルキャパでのライブ開催→一部声出しの解禁→フルキャパでの声出し解禁。という順序で何とか歩みを止めることなく続けてきたこの国のライブハウス及びフェスだが、ダイブモッシュについては感染対策(というか濃厚接触防止)の為後回しにならざるを得なかった。
あれから約3年経ち、ダイブモッシュについては封印された状態だった。昔からあの光景に慣れ親しんでいた我々はともかくとして、ブレアフェスが初めてのモッシュピットデビューだった子も少なくないはずだ。
色んな考えの子が居たはずだ。
「怖くね?」「危なくね?」
「汗くせえ」「人多い」
「でも楽しそうなんだけど」
「やべえ、なんかめっちゃテンション上がってきた」
「や り て え」
ウォォォォォォォォォ\( ゚∀ ゚)/
てな感じでモッシュピットデビューした子も居るはずだ。間違いねえ俺のコスモがそう囁いてるのさ。
見ている限りでは若い子が多かった。コロナ禍の影響で修学旅行や部活の大会が中止になったり、学校もリモート授業、サークルも活動休止、そして気がつけば就職…みたいな子もいるだろうし、運良くまだ学生で時間に余裕がある子もいるだろう。
「皆がワイワイ楽しんでる空間」を多感な時期に体験する事が出来なかったこの子達にとって今回のフェスは久々にやってきた「ハレの日」だった。
だから皆笑顔で不慣れながらも楽しんでいたのだろう。
あれはDragonAshでのライブの時だった。「百合の咲く場所」の序盤でサークルが出来ていた。
「ちょwww早くね?」と思ったがサークルを作った子達の「こ、こんなんで良かったかな?YouTubeで見たけど確か皆で楽しそうに走るんだよね(*´ ꒳ `*)」みたいな顔を見た瞬間、オジサンは嬉しくて泣きそうだった。そうか君たちも楽しみたいんだね。この汗臭いフロアを(キモいわ)
実際DragonAshのkjもステージ上から「今までよく我慢したなお前ら!」と笑いながら話していた通り、どんなにタイミングが早かろうとどんなに不格好なものだとしてもあの空間は今まで見たサークルで最高のものだった。
かといってそうスムーズにいかねえのが現実である。彼らは若いが故に力の制御が出来ない。だから想像以上に早く走りすぎて転ぶ。周りのスピードに合わせきれずバランス崩して転ぶ、自らの体力を過信してモッシュピットに長時間居た結果体調崩す。テンション上がりすぎて酒呑み過ぎた結果救護室へ直行する…あ、ごめんこれはベテランの人でもやるわ。てへぺろ。
まあ何はともあれ、ライブも華ともいえるモッシュピットを楽しもうとしてくれる若い子が増えたのは嬉しい限りである。いや本当に楽しいんだ。嫌な事も吹っ飛ぶのだ。理由は知らんけど何故か楽しくて笑ってしまうのだ。後ろの方で大人見しながら見るサークルピットは酒のツマミになるレベルである。(*´艸`)フフフッ(だからキモイってば)
という事でここからが本題である。
これからモッシュピットデビューする君たちに捧げる心得
いや、そんな大袈裟なと思うかもしれないが、一時的にとは言えダイブモッシュの歴史が途絶えていたわけである。おそらく見様見真似でやってる子も多いはずだ。不慣れなのだ。初心者なのだ。まだ暖かく見守るべきなのだ。
かといってダイブモッシュは表向きは禁止である。中々言語化されなかったのだ。マニュアルがないのだ。
昔は「やって覚えろ。見て覚えろ」だったが今は令和である。
ある程度文章に残しておいたほうが良いだろうと言う事でオジサン書きます。クソ長いけどごめんな。
服装について
え?そこから!?と思う方もいるかもしれんが、まずはそこからだ。思い出せ。なんか厚着し過ぎてる奴おらんかったか?デカいリュックサックもったまま動いてた奴おらんかったか?そういう事だ。
まずモッシュが行われるライブ、もといライブハウスは暑い。繰り返す暑い。大事な事だから3回言う本当に暑い。
どのくらい暑いかというと冬場でも半袖でいけるぐらい暑い。もう厚手のパーカーなんて着てみたらもはやサウナである。
あれは4年前の夏にマキシマム ザ ホルモンのライブZeppOsakaBaysideで観た時の事だ。序盤から飛ばしまくるセットリストで全身は汗だくだ。フロアも熱気が充満していた。ふと上を見上げるとミストシャワーのような水蒸気が上がっていた。さすがZeppだ。やるじゃないか、ミストシャワー完備とは…と思っていたが違った。
全部客の汗だ。数千人規模の汗が空中で滞留していたのだ。Oh…
ライブ終わりにふと柵を見ると汗でびしょびしょになった手摺がそこにはあった。帰宅し服を脱ぎ、何気なく床に落としたら「ボトッ」という普段の生活では聴かないような音がした。
いや、これ実話なの。本当なの。
ライブが行われてる間最長2時間ほど動き回るのである。運動量も半端ない、人の熱気や密集具合、それによって流れる汗の量…うん分かるな…
ライブを観る時はなるべく薄着、かつ汗ぐっしょりになっても構わない服装がベストだ。あとエチケットの為制汗スプレー持ってけ。
なお冬の場合当然ライブハウスに入る前の外に居る時間は厚着でもOKだし、2階席や後ろの方で観る限りはコートやジャケットを脱ぐぐらいで構わない。
ちなみに俺の格好だが、基本半袖または長袖バンドTに中はタンクトップ、ボトムスは黒スキニー、靴はハイカットスニーカーだ。冬は上にパーカー着て、更にマウンテンパーカー羽織ってる。もっとも嵩張るから保温性の高く収まりのいいダウンジャケットにしとけ。君たちが思うより会場内のロッカーは小さい。ちなみに京都の某有名ライブハウスのロッカーは銭湯の靴箱並に小さい。いやマジで小さいよ。
基本服装は好きにしていいが、モッシュピットに混ざる時にデートに出掛けるような勝負服を着ると後悔する事になる。汗でぐしゃぐしゃ、人でもみくちゃにされ、服がボロボロになる場合があるからだ。
バンドTなのは俺がそのバンドが好きだから着ているのであって、別に拘る必要はない。欲しければ買えばいい。「周りがバンドT着てるのに俺だけ浮いてるよぉぉぉ。(´›ω‹`)フエエ…」ってなるのも分かるが無かったら無かったで仕方がない。
気に入れば買え。値段で迷ってるなら買え。デザインが気に入らなければ買わなくていい。
まあ、でもバンドTは幾つあっても良い。最近のバンドTはデザインもよく普段使いも出来る。生地もそこそこ丈夫なので作業服でもいけるし部屋着でもいける。あると便利だ。記念品扱いで買っても良い。
続いてボトムスだが、俺は黒スキニー履いてる。ストレッチが効いてて動き易いのと、基本バンドTが黒色なので合わせやすいからだ。昔はジーンズでライブを観ていた時もあったが通気性が悪く、ライブ終わりには汗だくで不快な思いをした。UNIQLOやH&Mで安く売ってるから手に入りやすいし、普段着でも使えるからこれもオススメだ。
欠点があるとするならば収納が限られる事だ。スマホや財布を入れればもうバックポケットは埋まるし、俺の場合タバコも吸うから前の方もパンパンだ。
じゃあ他になにがあるのか?と言われたらライブキッズ御用達のDickiesだ。元は作業服ブランドで後にスケーターやパンク系バンドマンが愛用した事で一気に広まった。あのダボダボ短パンだ。
実際丈夫だし、収納ポケットも多く、中にはペットボトルがすっぽり入る大きさのポケットがあるタイプもある。動き回るタイプの人間ならオススメだ。
問題があるとするならば、「Dickies履いてる奴=なんかライブで良くも悪くもはしゃぎ倒す奴」というイメージが強い事だ。先人達が色々やり過ぎたのである。なんかゴメンな。
なので大人見してると周りから「なんやコイツ」と思われ、モッシュピットで楽しんでたら「なんやコイツ」と思われる。うん、でもまあ君が相手への思いやりを忘れなければ大丈夫だよ。多分。知らんけど。
あとは軍パンね。guでも売ってるし専門店でも売ってる。収納力はDickiesレベルだ。通気性は知らん。出来ればスナップボタンが付いてるのが良いぞ。落し物防止の為だ。
そして靴だ。単刀直入に言おう「ブーツやヒール、サンダルはやめとけ」
まずブーツであるが重たい為長時間立ちっぱなしのライブには向かない。足の疲労度が半端ないのだ。加えてモッシュで動き回る際他人の足を踏んでしまうと怪我をさせる可能性が高い。面倒な事になるのは嫌だろ?ライブが終わった後足が痛くなるのは嫌だろ。なら止むとけ。
ヒールについても同様だ。多分折れる。せっかく買った高いヒールの靴もポッキリと折れる。誰も弁償なんぞしない。ライブハウスは基本自己責任だからだ。あとはブーツと一緒で疲れるし怪我させる可能性があるから止めとけ。
サンダルについては、もろ自分がダメージ食らうから止めとけ。踏まれた時モロにダメージ食らうぞ。下手すりゃ指折れるから止めとけ。
こうなると選択肢はスニーカー一択になるが、ハイカットでクッション性が高いスニーカーが無難だ。ローカットの場合動き易いが途中で靴が脱げる可能性が高い。
てかライブでよく靴を拾って上に挙げてる人いるだろ?俺もそうだよ。ブレアフェスの時ひたすら黒のコンバースを掲げてたよ。
ハイカットだとまず脱げる事はない。紐は解けるかもしれんが脱げてどっか行く事はない。コンバースでも何でも良いから履いとけ。
ちなみに俺はNIKEのSBダンク、エアフォースワンのハイカットモデル、コンバースのCT70をローテーションしてる。ダンクはクッション性に優れ、エアフォースワンは丈夫で踏まれても痛くない。CT70は今は色々あって国内では手に入らないが下敷がNIKEとほぼ同じなので同じくクッション性に優れている。あと軽い。
自分の足にあったもの、デザインが気になるもの、そして踏まれて汚れても構わないスニーカーをチョイスしよう。いや本当にドロドロに汚れるからな。白のコンバース履いていったらライブ終わりになる頃には真っ黒になってたからな(実体験)
あとは身につける小物である。
まずはペットボトルホルダーだ。Zeppで開催されるライブだとドリンクと一緒についてくる。時期毎にデザインが変わる為コレクションする人もいる。ベルトループに引っ掛けてぶら下げるだけ。手持ち無沙汰なのかポケットに突っ込む剛の者もいるが落とすとその後のライブが地獄と化すのであれば付けよう。
ちなみにZeppのペットボトルホルダーはこれ

ちなみにペットボトルホルダーはネット通販でも販売されている。品質については物によるとしか言えないが買っといて損は無い。
次に問題になるのはスマホだ。落とす子はよくいる。俺も落とした事がある。マジで焦った。ポケットにしまいがちだが最近のスマホはデカすぎてポケットからはみ出るものが多い。落とす可能性は非常に高い。
そこでスマホ用の防水ケースだ。あの首からぶら下げるタイプのやつな。
といっても俺の場合はベルトループに引っ掛けた上でポケットに突っ込んでいる。
首から下げたままにするとモッシュした時にネックレス部分で首を傷つけたりする恐れもあるし重い、あとはありえないとは思うがネックレス部分が脱落してスマホが遥か彼方へ飛んでいくか、地面に落下する可能性もゼロではない。
とりあえずポケットに突っ込んどけ。ちなみに俺が持ってたやつはどっか行った。
あとはサコッシュ、ウェストポーチ、ランニングポーチだ。
リュックのような大容量のやつだと邪魔になるし体力を消費するが、小さいタイプのバックなら問題ない。もし上記のものがなければ全部ぶち込んでしまえば良い。寧ろそっちの方が安心かもしれない。
かといってあまりにゴツいデザインだとリュックと同じなので本当に小さいやつにしよう。俺はブレアフェスの時サコッシュを使っていた。なるべくかさ張らないタイプが良い。
あとだ。荷物はロッカーに預けろ。たまにリュック背負ったままモッシュピットに乗り込んでくる横着者がいるが荷物のおかげで元々ある圧迫感が増す。てか重たいだろ。疲れるだろ。
かといって床に置くな。踏まれるし躓いて転ぶ子もいるのだ。勘弁してくれ。中身が破損しても誰が踏んだか分からんのだし弁償はされないと思え。フロアで起こった事は全て自己責任なのだ。
分かるよロッカー代払うの面倒くさいよな。でもな身一つでライブ観た方が楽だし楽しいぞ。身動き取れないより取れた方が良いだろ。分かったなロッカーに預けろ。デカすぎてロッカーに入らなければクローク使え。
あと、ついでにコンビニで駄菓子か何か買って千円札崩してこい。ドリンク代とロッカー代払うのに便利だ。間違っても万札出すな。入場列の後が詰まるだろし、何か申し訳ない事になるから事前に崩しとけ。
まあとりあえずこんな感じだ。さて…
モッシュピットへようこそ
Q.そもそもなんでモッシュおこるの?
A.みんなバンドの生演奏で興奮して身体が勝手に動いちゃうからだよ
事実である。
実際後ろの方で大人しく見てても、気がつけば音に乗って身体が左右に揺れ始め、腕を振り上げ、頭を振り、その場で踊り、歌い、全身でその感情を爆発させてしまうのがロックバンドのライブだ。
さて数百から数千人規模の会場で皆がそれをやったとしよう。
それがモッシュだ。
気がついたらそんなんの。人が密集したところで皆が同じ事やったらそうなんの。ライブ初めの民族大移動レベルの圧縮モッシュはもはや名物である。
ほぼ隙間のない空間で皆が生演奏を観ながら己の抱いた感情を身体で表現する。満員電車でギュウギュウになると凄く嫌なのに、ライブハウスだと「コレだよ!コレ!」となるのだ。不思議なもんである。
きっと一体感というやつなのだろう。そもそも俺達が聴いてるバンドというのは世間ではあまり知られていない。だから話が合わない。せいぜいホルモンかDragonAsh、ワンオクぐらいだ。あとマンウィズもか。そんなものである。だから好きなバンドが被らないし話も出来ない。好きなアニメの話が出来ないオタクみたいなものだ。
そんな自分が好きなバンドのライブに多くのファンが来ているのだ。嬉しいに決まっている。その喜びや仲間意識があの空間をより幸せなものとするのだ。
話がズレたので本題に戻ろう。だから文字数多くなるんだよワシよ…
Q.モッシュ時に気をつける事はなんですか
A.なるべく怪我すんな、させんな
コロナ禍における制限バリバリの全エリアセーフティゾーンなフロアならともかく客の6~7割が激しく動くのである。それも密集地帯でだ。基本誰かの身体にぶつかる。腕、肘、足、腰、頭etc…たまに原因不明のアザや青タンができる。まあ痛みがないならそれでいいが一番気をつけて欲しいのが肘だ。
例えば興奮して腕を挙げるとしよう。すると挙げ終わった腕はどうなるのか。当然下に降ろすのだが…
たまにすげえ勢いで肘から落とす奴がいる。お前はタイでムエタイの修行でもやったのか。
何も無いところに振り落としてくれればいいのだが、たまにエルボーが如く人体に刺してくるお馬鹿ちゃんがいる。興奮のあまり周りが見えてないのだろう。わかるよ…たまに「お前本当にステージ観てる?明らかに目が飛んでるぞお前。ヤクブーツはやめとけよ。な?」みたいな奴がおるのだ。そういう奴には近づかないでおこう。肩ならともかく、顔面にぶちこまれたら最後下手すりゃ折れるからだ。
あとは横にいる人の肩を肘置いたるする奴な。あれ刺さるから止めてくれ。重いというよりウザい。ウザい上に痛い。モロ首に刺さるのだ。やめんか。せめて肩組みぐらいにしとけ。
次に頭だ。何となく分かる人もいるかもしれんが、ヘドバンのリズムは前の人に合わせよう。
リズムが合わないと前にいる人の後頭部に石井智宏(プロレスラーでストーンピットブルなる異名を持つ男)ばりのヘッドバットをお見舞いする事になるし、される事もある。マジで痛いのよ。
俺の場合された事はあるがたまたま頭が硬かったので「ん?なんか当たった?」程度で済んだものの、念の為後ろを振り返ったら悶絶しながら謝ってくる人がそこに居たからな。何故か俺も謝ったよ。ゴメンな馬鹿な分俺の頭硬くなってるんだ。すまねえ。
あとついでに前の人の肩に当ててしまう事もあるので時と場合に応じてヘドバンの勢い、首の可動範囲を変えよう。お互い痛いからな。
続いて足だ。わざと踏むな。ツーステップの邪魔だからっと行ってわざと踏むな。男の足ならともかく女の子の足だと下手すりゃ折れる。そういう奴に限って踏まれると文句を言うのだ。
お前は晒し系インフルエンサーの囲いか。これも時と場合によっては何となくやれ。ガッツリでなくても良いから。気分だけでもアゲとこう。
サークルピット
Q.コケそうで不安です。どうしたら良いですか?
A.早過ぎず遅過ぎずの速さで走りましょう。全力疾走までしなくて良いです。
分かりやすい感じで言うとこれ
そう体力テストで流れるあの定番曲な。テンポでいえば20~30ぐらいがベスト。それでも早いわと思うかもしれない。でも丁度良いはずだ。よくありがちなのがテンション上がり過ぎて「お前は江頭2:50か」レベルで早く走るやつな。コケるぞ。
お前だけなら良いが少なく見積っても10人規模で走るんだぞ合わせろ。
それでも不安だというなら発想変えよう。先に走ってしまうのだ。「さあ!今からサークルピットが始まるよ〜」みたいな感じで助走つけて徐々にスピードを上げてしまえばこっちのものだ。
皆がサビで走り始めたとしよう。まず大体の人はそのペースに合わせてくれる。そして皆が走り出したタイミングで内側へ行けば良いのだ。
外側へ行けば行く程将棋倒しに巻き込まれる可能性は高くなる。ならば内側でシレッと走ってしまえば良いのだ。まるでゴールドシップの様にだ。
コケるリスクは少なくなる。もっともその後のモッシュ圧で「グフッ」ってなるけども仕方がない。耐えろ。
ウォールオブデス
サークルピットと同じである。コケそうになる速さで走るな。そんでもって力任せに相手にぶつかんな。当たりどころが悪ければアバラ骨がやられる。無論お前もだ。
俺の場合、相手にぶつかる時はなるべく正面からぶつからず背中または側面から当たるようにして、尚且つ「ふわっ」とした感じで当たるようにしてる。
要は衝撃をモロに受けないように与えないようにするのがコツだ。
思い遣りは大事だ。もっともたまに越中詩郎ばりのヒップアタックぶち込んでくる奴もいるがやめとけ。あの人ヒップアタックで相手の顔面折った事あるからな。何気に尻って硬いからな( ゚д゚)クワッ
ハーコーピット
Q.何それ
A.ハードコア発祥のモッシュだよ。曲中でブレイクダウンパート(あえて曲のテンポを遅らせて重厚感を出す手法)で手足ぶん回したりするモッシュの事だよ。
Q.どんな感じなの?
A.地方ごとにやり方は違うけど、大阪の場合はこんな感じだよ
・誰もいない空間で回し蹴り。那須川天心ばりに回す
・同じ要領で腕を左右にぶん回す。たまにアジャ・コングばりの裏拳かます
・上記に加えて側転、バク転有
Q.やっていいの?
A.怪我しても良いならやれ。自己責任な。怪我しても後で文句言うなよ。
うん、まず体力というか運動神経ない奴、もやしっ子、運動神経あっても空間察知能力のない奴は大人しく見てなさい。
あれはガチで危険である。
元々発祥元のハードコア自体が倫理観ぶっ飛んだジャンルである。
演者がチェーンソー持ち込むわ。興奮した客がビールケースぶん回すわ。テーブル投げるわ。海外だと全裸で走り回る奴がいるわ。セキュリティー居なくても飛ぶわ。やりたい放題なのである。何だったら演者も演者で「自分の身は自分で守れ(♯゚Д゚)ゴルァ!!」というスパルタシステムを採用している。
もっとも生で観た感想をいえば「怪我するのは二流、怪我させるのは三流」みたいな感じで秩序は保たれてる。
ぶっちゃけた話「暴れられるから」という理由でやりたい放題やった結果、その道20年のベテラン勢にしばかれた…な話もよく聞く。てか聞いた事がある。要はダサい事すんなって事である。
こんな感じである。俺も見様見真似でやった事あるけど…うん、とりあえず見ときなさい。としか言えないのである。
しいて言うなら当たったら謝ろう。これ大事。
ダイブについて
Q.なんでダイブすんの?
A.気がついたらそうなんの
答えになってない気がするがそういうものである。実際Twitterのフォロワーさんでも「気がついたら飛んでた…」みたいな事を呟いてるからガチだ。
てか俺自身も何度かそれに近い感覚になった事がある。本当に急に「ふわぁ」ってなるのだ。
なんかもうどうにでもなれみたいな感覚である。
クソ暑いサウナに限界ギリギリまで入ってから水風呂に浸かり椅子に寝そべった時に感じるあの感覚だ。要はトンでるのだ。
と言いつつ色んな事情があってダイブはした事がないので何とも言えないが「気がついたらやってた」というのは理解出来るのである。
ちなみに「今日は○回ダイブした!」というのは「俺、今日○回シコった!」レベルに相当するどうでも良い事だからあまり大声で言うな。呟くな。心の中に留めておけ。
さてダイブする際の注意事項であるが
・さっさと転がれ
・ジタバタするな
・飛ぶ時はアイコンタクトでもええから合図だせ(出来れば肩叩いてくれ)
・足から落ちることを意識しろ
・怪我しても文句言うな
・下にいる奴に感謝しろ。お前がダイブ出来るのは下で転がしている人達のおかげだ。
・セキュリティにも感謝しろ。危ねぇ思いしながらお前を守ってくれるのだ。感謝しろ。
まずダイブは禁止行為である。繰り返すダイブは禁止行為である。
それでもバンドによって許されたりするのはバンド側が「まあ頭のおかしい音楽してるし仕方ねえな」と思っていたり、「そもそも俺らも昔こんな感じでダイブしてたしな」と思いながら許してる部分もある。要はお情けである。
会場側も会場側で「まあこんな音楽、演奏しとったら何人か頭おかしくなる奴もおるわ」と思ってセキュリティー置いたりしとるのである。
ぶっちゃけダイブ出来る環境が有るのが当たり前と思っていると痛い目にあうのである。あまりにグチャグチャ暴れ回るとライブ自体が中断する。ここ重要ね。
それにだ。
ダイブが出来るのはその下にいる我々の様な下で死に物狂いになりながらライブに来ている人間が居るからだということも忘れるな。
大変なんだぞこちとら。何が悲しゅうて推しのご尊顔見に来たらおどれらの身体に埋もれながら、その隙間を覗き見るように推しの姿を見なあかんのだ。
ダイブするのは別に良いわ。でもジタバタすんな。勢いつける為に人の顔面を壁感覚で蹴るな。俺たちはプールの壁ではない。アンクルロック決めるぞコノヤロ。
過激な事を言うとくたばれと思ってる人もいる事を忘れるな。あと怪我するのは勝手だが怪我させるのは止めとけ。たまに「唇切ったぴえん」「顔蹴られたぴえん」「鼻折れたぴえん」と悲しそうに呟く女性陣もいるのだ。
無論、ライブハウスで遊ぶのは自己責任だし、最前に関してはバンドによっては戦場と化すので彼女達もそれを理解してるのだが、男ならともかく女の子に怪我さすのはよそう。後味が悪い。ダイブしたくなっても前の列に女性陣が多かったら他所から飛ぼう。
あとはライブの盛り上がりによっては屈強なセキュリティでも捌ききれない程の人数でダイブが発生する時がある。その場合はガチで受け止めてもらいない可能性が高い。
覚悟は決めておけ。頭だけは気をつけろ。運ばれたおバカちゃんもいるのである。マジで気をつけろ。
これを読んで「あー、ダイブするのやめようかなぁ」と思ったそこのお前。正しい。自己分析は大切である。自分自身にブレーキをかけられるお前は今後の人生も何とかなるだろう。
ただし、ダイブは悪ではないのである。
モッシュの圧がしんど過ぎて脱出する為に敢えてダイブする人もいれば、どうしても感情が抑えきれずにダイブする人もいるのだ。不器用な奴ほどライブハウスに集まるのだ。
世の中には色んな人がいるという事を忘れるな。
その他諸々の注意事項
・こけた奴がいたら起こせ
サークルピットやモッシュの最中に転んでしまう奴がいる。そうなった時は近くにいたら速やかに起こせ。他の奴が起こしたら両手を広げてバリアを作るように囲め。
周りの奴も「お、悪ぃ悪ぃ」と感じて察してくれるだろう。転んだ奴は落ち込むな。誰でもそうなる。しいて言うなら感謝の意は伝えておこう。
なお靴紐が解けた奴を見た時も同じくバリアをはれ。
逆に靴紐が解けた場合はすぐ結ぶようにしよう。たまに横着して立ちながら結ぶ奴もいるが、「何ボーッと立ってんだコイツ」と思われるし、立っているが故にモッシュピットの住人と勘違いされて不意打ちを食らう可能性もあるのでちゃんとしゃがみなさい。
・水分補給はしっかり取れ
ライブハウスはドリンク代を支払って入場する。その際選んでほしいのは水もしくはスポドリだ。
アルコールは大人見するなら良いが動き回るタイプの人間だと酔いが早く回ってエラい事になる。炭酸系は水分補給する時炭酸が溢れてお前と周りがエラい事になる。先に言った2つが最適解だ。
さて飲むタイミングだが下記の通りだ。
・開演前
・数曲やってからの暗転時。もしくはMC
・ゆったりした楽曲の演奏時
・終演後
大体このパターンで飲めば大体OKなはず。
と言ってもバンドによっては10曲近くやってようやくMCに入るバンドもいるので、「ちょっとキツいかも…」と思ったらタイミングを見計らって後ろに下がろう。そして飲んである程度落ち着いたらまたモッシュピットに帰ろう。無理はするな。
・痴漢するな
その身体についている粗末なもん捥ぐぞ。以上。
おわりに
さて実はこの記事を書き始めたのはブレアフェス直後の2月頃である。お前今まで何してたんだ。すまねえ。
春になり、その間にメガベガスやヨンフェスが開催され、いよいよダイブモッシュ完全解禁もそう遠くない雰囲気になった。
ただZeppグループがダイブモッシュ完全禁止(少なくとも4月現在)を発表したり、未だに全ての規制を解禁したライブハウスとしてないライブハウスの区別が曖昧だったりと問題もあったりする。
コロナ禍でのガイドラインに慣れたせいか身体が鈍ったライブキッズ、そもそもダイブモッシュのない環境が当たり前だったライブキッズとの意見のぶつかり合い等、今まさに転換期を迎えているライブシーンだが願いは一緒だ。
あの歓喜に包まれたフロアに居たいという願いだ。
日常では味わえないあの幸福な空間を待ち望んでいるのは誰もが一緒だ。
仲良くやろう。お互い折り合いをつけて。
叫び、歌い、踊り、舞い、笑い、泣き
また日常に戻ろう。非日常を楽しむ為に。
最後にこの記事を書くきっかけになったnoteを貼っておきます。感謝。(就活頑張れ)
コロナ禍におけるライブシーンとこれからのダイブモッシュについて
はじめに

ライブハウスにおけるダイブモッシュについて
実はこのテーマについては大分前にnoteで書いた記憶がある。と言ってもあの頃に比べると色々と変わってきたという事もあり再度書く事にした。
先に言っておくと俺は「ダイブモッシュ容認派」である。
もっとも最近はマシにはなったとはいえコロナ禍でダイブモッシュは悪の所業とばかりに叩かれまくっていた為心の片隅に置くしかなかった。まあ濃厚接触だからなアレ。そもそもコロナ禍初期の頃はライブを行う事自体悪とまで言われてたのである。
コロナ禍も4年目に突入し、そろそろ元の日常を取り戻しても良い雰囲気が漂う中、ライブハウスの様子も変わってきた。
Zeppクラスの大会場だと表向きは「声出しNG」ではあるもののフルキャパでの開催が可能になり、収容人数500人規模のライブハウスだともう既にダイブモッシュは解禁されつつある。今年春頃にはコロナ禍以前のライブハウスが戻ってくるだろう。というかそろそろ戻れ。
前置きはさておき、今回この記事を書いたのはコロナ禍におけるライブ事情、その反応、今後のライブハウスにおけるダイブモッシュについて記録する為である。
もしかしたらこれを読んでモヤッとする人もいるかもしれんが念の為に言っておこう。
ライブハウスは基本何しようが自由だ
なお自由には責任を持つ必要がある
それを肝に銘じて楽しめ
あと話があっち行ったりこっち行ったりするうちに長文になってるけどゴメンな(´・ω・`)
※なお去年から書き始めたのにも関わらず情勢が変わったり、仕事が忙しかったり、サ活にハマっていたり、要はサボっていたので多少文面がおかしくなってるけど許してぴょん
そもそも何でダイブモッシュ容認してるのは何故なのか答えてみる
Q.なんでダイブモッシュ認めてるの?
A.元々そういう文化だからだよ
いや答えになっとらんやないか。とツッコまれそうだが事実である。
俺が最初にライブハウスに行ったのは5年前にKNOCK OUT MONKEYとPassCodeの対バンが開催された時だ。

その時の俺は朝起きて通勤→仕事→退勤→家でゴロゴロして寝る日々を繰り返していた。
退屈な日々に嫌気がさした俺は何となく今まで経験した事の無い事やりたいと思い、たまたまサブスクで聴いてたバンドとアイドルがライブをするという事を知りライブハウスへ足を運んだのである。
一応ダイブモッシュという単語自体は知っていたが、そもそもどんな行為なのかについてはよく分からなかった。要はほぼ何も知らない状態でライブハウスに来たのである。今思えばかなり無謀である。あたおかである。
でライブが始まると、そりゃドえらい光景を目にした。
ライブ開始早々モッシュの波に飲まれたと思えばヘドバンの嵐に巻き込まれ、サビに入って叫んだと思えば後方からやってきたダイバーに首を持ってかれた。ついでに脳天にカカト落としも食らった。
あ、これヤバいかもと思い後ろの方へ行ったらウォールオブデスが始まり、ノリで突っ込んで行くと気がつけばダイバーを持ち上げたり、その勢いで顔面に蹴りくらったり、今度はサークルピットで走り回り、最後は拳を高く突き上げているうちにライブが終わっていた。
身体はボロボロ、汗も尋常じゃないほどかいた。ペットボトルの中身も最初の頃に比べてかなり減っていた。なのに…
この高揚感と満足感はなんだろうか?
周りを見れば皆笑顔だ。俺より若い子達も俺と同世代の奴も、孫がいそうな爺さん婆さんも皆笑顔だ。
バンドマン達のカッコイイ演奏とパフォーマンス、そして楽曲の良さ、何よりカオスなフロアの光景と今まで感じた事のない生の熱狂が身体の痛みや汗の不快感を0にしてしまうほどだった。
俺はこの熱気を今まで知らなかったのか…
何故知ろうともしなかったのか?
こんなに楽しい事を今まで味わってこなかった。
30代になり初めて味わったあの体験は今でも思いだす。クソみそに熱くて汗臭いライブハウスに俺は気がついたら通いつめていた。
Q.なんでダイブモッシュは起こるの?
A.気がついたらなってんだよ
エビデンスガーとかなんやら聞こえてきそうであるが実際そうなんだから仕方がない。
まあKinggnuとかサカナクションあたりの所謂JPOP系バンドはともかく、マキシマムザホルモン、ONEOKROCK、DragonAshといったラウドロック及びパンク・ハードコア系になるとどういうわけだが知らないが無性に頭を振りたくなったり拳を高く突き上げたくなるものだ。
生の音楽に乗って頭振ったり拳上げたりしていくうちに気がつけば踊ったり飛んだり跳ねたりするのである。
さてライブハウスには基本人がぎっしりと詰まっている状態だ。満員電車と同じ様な環境の中で皆がそれをやったとしよう。
お互いの身体がぶつかり合い、熱いフロアで汗びっしょり、誰か分からん足を踏んだり踏まれたり、前から後ろから横から肩や腕やらなんやらがぶつかり合う…
それがモッシュなのだ。
横の人とぶつかった?いやこの状況下だ。仕方がない。俺もあいつもこの音楽の前では理性を保つ事なんて無理だ。それより今を楽しもう。それで良いんだ。大体のライブがこんな感じである。要は無礼講なのだ。祭りなのだ。多分皆そう思っているはずだ。
じゃあダイブはというと、これもモッシュと似た様なもので気がついたら飛んでいたというケースが多い。Twitterでもライブでダイブした人が呟いているのを見ると「なんか気がついたらやってた」「知らん間に上にいた」等のコメントがわんさか出てくる。そういうものなのだ。
なんというかモッシュやヘドバンでも抑えられない感情が限界に達した時に起こるのがダイブなんだと思う。
俺もホルモンのライブで一瞬何かが切れた感覚になり気がつけばダイブする為に柵の上を登ろうとした事があった。もっとも先客のダイバーが居た事と財布にウォレットチェーンをつけておりダイブした際下にいる人に怪我をさせる可能性もあった為、我に返って大人しく観てた。
もしかしたらあの日俺はダイブしていたのかもしれない。その経験があるからなのか、あの感情が再び湧き上がるまで俺は多分ダイブはしないだろう…
勿論人が人の上を転がるというのは割と危険な行為だ。体重の軽い人間ならともかく成人男性がダイブするとなると下でライブを観てる人にとってはかなりリスクのある行為だ。
だからこそ禁止になってる部分はあるものの、ダイブモッシュが発生するジャンルの音楽って先にも書いた通り「そういう音楽」なのだ。理屈じゃないのだ。衝動には勝てんのだ。だから暗黙の了解で許されている。中には「ダイブモッシュは自己責任」というルールのもとでライブをするバンドもいる。ある意味筋は通しているのだ。
話はズレたが、要は普段出せない感情を身体で発散する事が出来るのがライブハウスにおけるダイブモッシュなのである。
コンプライアンスや社会的正しさというやつで必要以上にちゃんとしないといけないこの世の中において、ダイブモッシュは所謂ガス抜きに近いものなのである。
なんというかネット文化で例えるならMAD動画みたいなものである。
権利的な問題で本来ならダメなんだけど、ノリと勢いでつい作っちゃったパターンが多く存在する(例:某FFのキャラの素材を使用した某魔法少女物アニメのOPを改造したMADとか某シンガソングライターが某シンガソングライターの乗った車に引かれるMADとか)
おっと手が滑った
ネタ元もネタ元で「まあ別にいいっすよ」というクリエイターもいれば「ちょwwwスゲェwww」と反応するクリエイターもいる。何ならマキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君に関しては自分達の楽曲を使ったMAD動画を作成した動画投稿者をライブに招待するぐらいである。
あ、また手が滑った
要は「こまけぇことは良いんだよ」の精神である。いやダメではあるけども。
承認欲求というよりも「なんか知んねえけど作ってみた!」とか「俺より面白ぇもの作れる奴いねえか?いるだろうがよぉぉ!」みたいなテンションで作られてる作品(?)があるだろ?ダイブモッシュも大体そんな感じなのだ。
さて、ここで本題である…
コロナ禍のダイブモッシュについて (ライブ事情とか諸々多め)
まず前提としてダイブモッシュはガチで禁止になった。
理由は簡単だ。思いっきり濃厚接触だからだ。
パンパンにつまったライブハウスでガンガンに汗をかいた人間が身体をぶつけあいながら歌って踊って転がって…うん余裕でOUTだわ。
いくらライブがしたくても、所謂コンサート的なライブが出来るアーティストならともかく、気がついたらダイブモッシュしちゃう系のバンドだとそうもいかない。実際、ライブが再開出来たのはコロナ禍に入ってから半年後ぐらいだった。
彼らの音楽性とか今までの歴史を振り返ると、ダイブモッシュせずに椅子に座りながら、あるいはその場から動かずにライブを観るということはある意味奇跡なのかもしれない。
特に初期の方では「ライブが出来るだけまだマシ」という感じだったし、ライブを観るのもかなり勇気のいる行動だった。ワクチンもなく、ひたすら手洗いうがいをし、外出を控えて人混みにも入らないという対策しかなかったのだ。あれだ、引きこもり最強説まで出るレベルだったからな。
今はだいぶマシだが、当時は1人で旅行にいくのも飲みに行くのもOUTみたいな世相だった。対策をキチンとすれば大丈夫みたいな言説があっても芸能人が同じ事すれば即炎上するのが日常だった。
当時はライブを観ても「ああ、やっとこのバンドの生演奏が聴けた!」と思っても「大丈夫?ねえコロナになってない俺?大丈夫?微熱とか咳とか出てない?身体だるくならない?」という不安の方が勝ってしまう事があり、何ともいえない感覚を覚えていた。
いや、ライブ直後は良いんだ。
問題はそこからだ。雰囲気的に2週間何も無ければOKみたいな感じだった為、当時は割とビビりながら仕事してた記憶がある。ぶっちゃけ職場でも感染した人はいたがその度会社からは「もうここまでくると誰が罹ってもおかしくねえし、罹っても誰も悪くねえよ( ^ω^ )」と言ってはくれるものの、残念ながらそういうわけにもいかない。
健康も大事だが何より生活に掛かってくるからだ。
実際SNS上では俺みたいなライブ好きだったり、旅行好きだったり、パリピだったり、ウェイ系みたいな外出してなんぼの趣味や遊びを楽しむ者は敵視されていた。一番コロナになるリスクが高いからである。
そんな中で仮にコロナに罹ったとしよう。まあ人権がなくなる。
今でこそそうでも無いが当時の様子はさながら魔女狩りやキリシタン狩りから逃れる村人みたいな感じだった。
何だったらギターケース持ってただけで知らない人から罵声を浴びせられたって人もいれば、中の掃除をしに行っただけなのに扉に怪文書貼られたライブハウスもあった。
要は人間扱いされてないのである。
実際地方では感染した人間が村八分にされたとかされないとか令和とは思えない話もあったと聞く(なおソースはSNSなんで話半分に聞こう。そんな事がなかった事を祈る)
人権を守るにはもといコロナにならない為にするには、限りなくリスクを減らした行動を取るしかない。その結果ライブだけではなくスポーツイベントや祭りですら中止になるしかなかったのだ。楽しむ為に何か行動を起こす=悪みたいな流れが出来上がってしまったのである。いやマジで2020年はクソだった。あの1年は忘れたくても忘れられないわ。
それでもだ。
やっぱりライブは観たいし、イベントも参加したい。思えばエンタメは人間の営みに必要だと言う事も実感出来たのもこの年である。
楽しみがなくなるのだ。
家でじっとしてるだけで褒められるのも何か気味が悪いし、想像以上にしんどい。ゲームしたりYouTubeで動画を見たりもしたがしんどいものはしんどい。一体何の為に働いて金稼いでるか分からなくなる。
演者も演者だ。勿論お金を稼がなければならないという事もあるが、単純にライブがしたい。何かをしたい。という欲求を抑えていたに違いない。
彼らに取って創作活動とは生きる術でもあり、生きる事そのものだ。
例えるならイラスト描く事を禁止された絵師みたいなものだ。金も大事だが何より「何かをする」事の方が大事で承認欲求とはまた違う何か別のものだ。
そして2021年の春ぐらいからようやくライブ自体は何とか実施出来るようになった。4月頃に緊急事態宣言が出たり、5月のGWにフェスが開催されたらマスコミや医クラに叩かれたりしながらだ。
取り敢えずまずはライブを観れる事に感謝しよう。ダイブモッシュに関しては今は我慢しよう。そんな雰囲気が界隈に漂っていた。もうそうするしかないからだ。
俺自身もそうだった。ライブ観れるだけマシだろ。と思いながらライブハウスに足を運んだ。
ダイブモッシュは禁止なんだ。何故なら今はコロナ禍だからだ。コロナになるのは嫌だろ?コロナを移すのはもっと嫌だろ?
それにだ。
コロナになったらライブが観れなくなるかもしれないだろ?
ライブハウスでクラスターが発生させたくないだろ?
また音楽業界が槍玉にされて世間から叩かれるのはもっと嫌だろ?
ライブが観れるだけ満足しろよ。なあそうだろ?
世間からそう言われている様な気がした。後ろ指どころか背中で包丁を突き立てられている気もした。
そんな状況の中、ある出来事が2つ起こった。
1つ目はとある対バンライブを観に行った時の事だ。
演者がモッシュを煽ったのである。
最初はふわっとした言い回しだったが、反応が薄いと見るやいな
「大阪のアカンとこ見せたれぇぇぇ!」
演者がムキムキマッチョの大男だったからか、その見た目から放たれる威圧感に逆らえなかった…わけではない。
恐らく「ここならやっても良い」という匂わせに客もスイッチが入ったのであろう。限りなくソーシャルディスタンスに対応されたサークルピットが発生し、同時に限りなくソーシャルディスタンスに対応したハーコーモッシュが発生した。
俺は横の安全地帯のような場所から観ていた。一瞬たじろいだがソーシャルディスタンスに対応したモッシュを見た瞬間「まあこれぐらいならええやろ(ホンマはアカンけど)」と感じた。
何故なら、この日のライブは解散を発表したバンドが主催した最後のツアーだったからだ。
ダメだけどダメじゃない。
どういう風にあの場の雰囲気を書けばいいか分からないが、なんと言うかとやかく言うのは粹ではない気がしたのだ。ケチをつけたくないのだ。最後くらい華々しく迎えてやろう。本当はダメだけど。そうしよう。手洗いうがいすれば何とかなるだろう。そんな風に思いながら家路についた。
かと言って「本当にこれで良かったのか」「楽しかったと言っていいのか?」という迷いもあった。表では話せない事がこの日のライブで起こったからだ。下手にSNSで呟こうものなら炎上するだろう。下手すりゃツアー自体中止になるかもしれない。当時はキャンセルカルチャー全盛期だった事もあり、最悪のケースを迎える事も想像出来た。
色々考えた結果、その日のライブについては何も話さないようにした。厳密に言えば「凄かった」という感想だけにとどめた。
2つ目は京都大作戦の中止だ。
2週にわけて計4日間行われるこのフェスは界隈の中でも1.2を争うビッグイベントだ。ファンにとっては伊勢参りに匹敵すると言っても過言ではない。ロックファン以外でも名前は聞いた事がある一大フェスだ。
名だたるバンドやアーティストが並び、ソーシャルディスタンスを保った状態で声も出さず、それでも大盛り上がり…のはずだった。
最初の2日間が終わり、さあ次週も楽しみだ!と皆が思っていた中突如中止が発表された。
理由は悪天候とそれによる交通機関の影響。そして地元住民からの懸念の声だった。
主観ではあるが感情論でキャンセルされたようにしか見えなかった。
勿論天候の影響や人が多く集まる事で不安を煽ってしまった事もあるが、懸念の声というものがどんなものかは想像はつくがメディアからそれらしき文面が出た記憶はなかった気がする(もしあったら申し訳ない)
当時のTwitterでも京都大作戦に関する情報はあったが、その中でもネガティブな情報の発信源は地元民というよりも捨て垢に近いアカウントだった気がする。
ネガティブな情報というのは要は「うるさい」「騒がしい」「人が多い」「マナーが悪い」といった祭り事によくありがちな事だった。
コロナ禍の影響で人が集まりやすい祭りやイベントに嫌悪感を抱く人が増えた。と言うよりかは嫌悪感に「社会的ただしさ」というオブラートを包んで殴りつける者がSNS上で見る機会が多くなっていた。
オリンピックも似た様な感じだった。やれ税金の無駄遣いだ。やれ医療従事者に申し訳ないと思わないのか。やれ政府の陰謀だ。何だかんだ言われていたが、コロナというよりもコロナ禍でワイワイするとはけしからんという風潮がSNS上ではあった。
実際のところ、もう既にコロナで死ぬよりもそれによる自粛で経済的な死を迎える人の方が多いのではと囁かれ、元々悪かった景気も更に悪くなった。加えて1年以上続く閉塞感からか「もうこれ以上自粛するわけにはいかないのではないか?」という風潮が現実の世界ではあった。
もっともSNSの影響力…もとい攻撃力は人を死においやる程である。現実世界で生きているにも関わらず、どこか別のところでルール違反の可否を決められているようだった。
この頃からか俺の中である1つの疑念が生まれた。
「なあ?ダイブモッシュ禁止なのは感染対策だからだよな?」
「声出し禁止なのも感染対策だからだよな?」
「そうだよな?そうなんだよな?」
「決してルール破ったらライブが出来なくなるからじゃないよな?」
「俺たちは感染しない・させない為にルール守っているんだよな?」
「ダイブモッシュはともかく、声出した瞬間ライブが中止になるのは感染しない為なんだよな?」
…
…
確かに最初の頃はそうだった。
だか今だからこそ言えるが、実際は肥大した影響力を持つSNSもとい「社会的ただしさ」から身を守る為にルールを守らざるを得ないというのもまた事実だった。
酷くモヤモヤした日々が終わったのはオリンピックが開催された頃だ。
無観客ではあるものの、スポーツ選手がこれまでの努力の成果を見せる為に懸命に戦う姿を皆TVや配信サイトをかじりつきながら見ていた。
出場した選手や代表チームの活躍ぶりに興奮し感動し、正の感情をSNSで発散させていた。
恐らくここで皆気がついたのだ。
祭りごと。すなわちハレの日が必要だという事が。
生活に必要ないのかもしれない。優先度は低いかもしれない…
そんな事はなかった。市井で生きる者にとっては必要不可欠なものだった。SNSで誰かをボロクソに言う事では得られない「何か」がそこにはあった。
それを理解し始めたのだろうか、秋頃からは夏フェスの中止ラッシュは何だったのかとツッコミたくなるぐらい、普通にイベントが開催されるようになっていった。
突破口を開いた男たち
HEY-SMITH 猪狩秀平の場合
「お前らお行儀良く観てるけど、転換の時めっちゃ話し声聞こえてるからな」
なんばHatchのフロアから思わず笑いが漏れた。
コロナ禍になり早3年目に突入した昨年春。
世間もある程度コロナに対して恐れすぎないようになり、マスクをつけてる事以外は普段通りの日常が送れるようになった。
ライブのMCで笑い声が出ても咎められる事もなく、以前に比べてリラックスしてライブを楽しめるようになっていた。
大声で話す事は出来ないがそこそこ会話が出来る風潮に変わりつつあった。
「せやったら…まあええんちゃう少しぐらい声出しても」
観客からどよめきの声があがった。
「流石に大声はアカンけど中ぐらいの声やったらええと思うわー」
声の主、HEY-SMITHの猪狩秀平から放たれたその言葉は後に歓喜の声へと繋がった。
やっと一歩前進出来る。
そう確信したのは、昨年3月に行われたHEY-SMITHのライブだった。
全国ツアーも終盤に控え、ファンの熱気も最高潮となったこのライブは忘れられないものになった。
彼は言った。
このコロナ禍で鬱気味になった事。
小さなライブハウスでライブしたくても出来なかった事。
何度もツアーのスケジュールをリスケした事。
そんな困難を乗り越えてライブが出来るようになった事。
インディーズでありながら数万人規模のフェスを主催し、5年に1度行われるワンマンライブではアリーナクラスの会場を埋める実力を持ちながら、200人に満たないキャパのライブハウスでも本気でライブをするバンド、それがHEY-SMITHだ。
彼らはその日も本気のライブを魅せた。
ひとつ違うのはこちらから声が出せるという事だ。例え大声で歌えなくても心理的な鎖を壊すのには丁度良かった。この日から各地でも同様の動きが起こった。
それからのHEY-SMITHもとい猪狩の動きは早かった。
TheBONEZ、SHADOWSといったライブハウスの猛者と共に「コロナ以前と同条件でライブをする」イベントを行ったり、若手との対バンに積極的に参加。各地フェスでもその実力を遺憾無く発揮した。
そのライブの様子はこの目で見てないので何とも言えないが、フロアは「コロナ禍以前を思い起こす光景」が広まっていたそうだ。
ファンは待ち望んでいた光景をHEY-SMITHは取り戻そうとしていた。
実際この光景を待ち望んでいた人々は多かった。Twitter上では「遂にライブハウスが戻ってきた」「やっとか」「楽しみ!」というポジティブな意見が呟かれていた。
そして遂に彼らが主催するロックフェス
「HAJIKETEMAZARE」が開催された。
コロナ禍の影響で2年連続で中止になり、皆が失望に明け暮れた日々も終わりを告げたのだ。
ようやく俺達(私達)が待ち望んでいたダイブモッシュが繰り広げられるフェスが帰ってきた…
となれば良かったのだがそうもいかなかった。
ぶっちゃけ声出しのところまでは皆「良くやった!」と絶賛していたのだが、HEY-SMITHが各地フェスでコロナ禍以前の状態でライブをする事に否定的な人もいた。
やはり怖いのだ。
怖いというのは、単純に「また音楽業界が叩かれたらどうしよう」「炎上したらどうしよう」等といった心理的な面も大きかった。もっともインディーズ界隈では既に戻っていたりするのだがゲフンゲフン。
もっと言うと外タレが出演した某夏フェスとか数年ぶりに開催された某HR/HM系のフェスとかでも声出しモッシュは発生したのだが、まあ海外勢はノーカン扱いなのだろう。知らんけど。
あまり言いたくないが、実際のところ「ダイブモッシュがない快適なライブ」が観れなくなってしまうというのも要因の1つだろう。
コロナ禍からライブに行き始めた層や昔はダイブモッシュが怖くて後ろの方で観てたけど、今の状況で前で観る事が出来るようになったファンにとって、コロナ禍以前のライブに戻るのはかなり抵抗があるのだ。
あとは後に触れるがコロナ禍ということもあり、まだ心構えが出来ていない人もいればダイブモッシュという行為に不安を覚えている人もいる事だ。そりゃ濃厚接触だもんなアレ…
あとは猪狩自身がYouTubeの配信でダイブモッシュの話題に触れる際の「雰囲気」も影響している。彼からすればダイブモッシュのあるライブは日常そのもので、その行為自体は否定しないスタンス…と言いつつ後述するMAHより「欲望ダダ漏れ」なところは隠しきれてない様子だったのもある種の人々にとっては脅威に写ったのだろう。
とはいえ結果的に興行としては大成功…だったと思う。
1日目でゴリゴリにやったものの最後の最後でライブ中の盗撮にブチ切れた猪狩が演奏放棄したり、2日目には初日にはなかったロープがあちこちに張り巡らされ「世間様はダイブモッシュさせへんでー」とばかりに規制されたコロナ禍ではお馴染みとなった手法でライブが開催されたものの、何だかんだでハッピーエンドとなった感じはする。
これは直接観に行ったわけではなく、あくまで参加者の感想をTwitterを見た俺の印象である。
様々な賛否両論はあったものの、彼が起こしたアクションで停滞していたライブシーンが一気に動いたのは事実である。
その後色々あったとはいえ、各バンドやライブハウスが徐々に元の姿に戻っていったのは間違いなく彼の功績だろう。少しやり方が強引だったのは否めないけども。
SiM MAHの場合
「今日のライブは残念ながら声出し禁止です」
「他のライブハウスでは既に声出しやダイブモッシュしているところもありますが…」
「よそはよそ!うちはうち!」
俺達は全力でライブをするんで楽しんでってねー。みたいなアナウンスが会場内に流れた。
ZeppOsakaBayside、大阪で1番キャパが大きいライブハウスであり、全国に拠点を持つZeppグループが運営するライブハウスの1つである。
コロナ禍当初より、当時のガイドラインに従った有観客ライブや配信ライブを実施していたSiMは昨年秋にある試みをツアーで実施した。声出し解禁ライブである。
HEY-SMITHに比べるとゆっくりしているようにも見えるが、彼らは既に解禁されつつあった声出しを改めて明確にしたのだ。
残念ながらZeppグループはあくまでキャパシティを元の状態に戻す事を優先した為、観客を制限する必要がある声出しを解禁する事は出来なかったものの、コロナ禍当初に比べてかなりルールが緩和される事となった。
もっともそれ以前にライブをしていたHEY-SMITHとか某ミクスチャーロックバンドとか某川崎で有名になったラッパーグループとかは普通にモッシュも声出しもしていたんだけd…おっと誰か来たようだ。
冗談はさておき、彼がそういう立場を取るのは理由がある
・皆が足並みを揃えて少しずつルールを変えていく事が理想だとすれば、各バンド及びライブハウスがバラバラのスタンスでやるのはよろしくない
・何故ならばライブハウスにおける暗黙の了解を知らないファンまたは「ダイブモッシュ禁止」という文言を信じて来場したファンがいる
・「ダイブモッシュがない」という事でフロア前方に妊婦さんが来た事があった。もしダイブモッシュが発生すれば事故につながる
これには一理あった。というのもこのライブがあった直前にダイブモッシュが発生したライブに遊びに来てたのだが、正直面食らった。楽しむより先に「???」という戸惑いの方が強かったのだ。
以前のように「まあこの感じだとダイブモッシュあるな」という心持ちではなく「いやあどうなるのかなあ」みたいな感じでライブを観に来ていたのもある。もっといえば近くにいたファンがΣ(゚д゚;)←こんな顔で驚いていたのもあって正直「うん、まあ衝動は抑えられないからなあ…でもお前ら程々にしとくれ…」と思ったのも事実である。
特に去年の秋頃にかけては「ダイブモッシュ禁止」という文言がライブによっては形だけになっていたところもあった。
一応世間は多少雰囲気的に収まった空気が出たとはいえコロナ禍である。人によっては「もう良いだろう」という人も居れば「いやもうちょっと様子見ようよ」という人もいるのである。
そういった意味では、徐々に規制を解除しここぞというタイミングで解禁するスタンスをとっているMAHという男は非常にバランス感覚が取れている人間なのだ。
元々主催フェスではダイブモッシュは自己責任としつつもセーフティーエリアを設けるなど、暴れたい奴も安全に観たい人も楽しめるような空間を作り出していた事も彼がそういう人間だという事を表している。
そんな彼もライブ終わりに「合法的にダイブモッシュが出来るように動いている。恐らく来年頃にはやれそう。その時はまたツアーで全国回るんでよろしく!」と語っていた。
彼らのライブでダイブモッシュが起こる時、それこそ真の意味で元のライブハウスに戻る時なのかもしれない。
ライブハウスを取り戻した瞬間
と言ってはみたが、実は小規模(500人規模)のライブハウスでは元に戻っていたりする。
なんばHatchクラスのキャパではまだ無理だが、既にサンホールクラスのキャパでは皆ノリノリである。先述した様にインディーズ界隈では既に規制は殆ど解除されているのだ。無論未だにマスク必須ではあるが(そりゃそうだ)
昨年の11月、大阪で3年振りにとあるフェスが開催された。ストーミードゥーズフェスタである。


大阪アメ村のライブハウス計6箇所で実施された所謂サーキット型フェスはコロナ禍以前と同じく「自分の身は自分で守る」というルールの下開催された。
コロナ禍が落ち着いた事。既にウィズコロナへと向かおうとしている風潮がある事。この事から次のフェーズに向かっても良いのでは?ならばやろうというのが今回の開催趣旨だった。
事前に「もしかすると世間一般の人が不謹慎と思うような状況が起こるかもしれませんので、それを不快に感じる方の参加はお控え下さい。」と記しておく事である意味「覚悟完了した奴だけ来いよ」と言う暗黙の了解を察した人間が楽しめる空間が出来る雰囲気が出来上がっていた。
この時俺自身「もうそろそろええやろ」という気持ちと「まだ様子見た方がええやろ」という気持ちが混ざっていたが以前より観たかったバンドが出演する事もあって、開催数日前にチケットを買って観に行った。
当日
ライブハウスでリストバンドとドリンクチケットを受け取り、荷物をロッカーにつめた後近くのコンビニでタバコを吸いながらこの日観るバンドを考えていると、所々から「久しぶり〜」「おお!○○やん!」「めっちゃ楽しみやねんけどー」という声が聴こえてきた。
どうも彼らは常連だったらしく、他のライブハウスでも同じような光景を見た。彼らにとって数年ぶりのハレの日が訪れたのだ。
ライブハウスはそのバンドの演奏を楽しむだけではなく、一種のコミュニティとしての機能も持っているのだ。
なんでもこういう場所でよく見かけていた名物おじさんを見掛けたらしくその話で盛り上がっている人達もいた。
そしてライブが始まるとコロナ禍以前によく見られた光景が飛び込んできた。
激しい音楽と共に身体を揺らす人
人目をはばからず頭を振る人
獰猛な音楽が鳴り響くと枷を外した獣が如く手足を振り回す人
笑顔で酒を飲みながらステージを観てる人
バンドマンの名前を連呼する人
そして
演奏が始まり、中の様子が気になって見に来た人を見て、「よう来たの!まだ始まったばかりや!こっちきいや!」と言わんばかりにジェスチャーで歓迎するバンドマン
少し荒れ気味のフロアを見て「そこに愛はあるんか?」「皆で楽しめる空間作ってこ!」と語るバンドマン
一見無法地帯ではあるが秩序あるライブハウスがそこにはあった。
俺自身最初は遠くから大人見しつつ、その光景を目にしていたが自分で気づくぐらい笑顔を浮かべていた。やはり楽しいのだ。他人が楽しそうにしてる姿を見てると。
SNSで自分と異なる思想もしくは許せない奴らがやらかすのをみて笑う奴らには理解出来ないであろう感情が芽生えていた。
リアルでしか得られない感情がそこにはあったのだ。
そして今回のお目当てであるDaisySunfistのライブでVo.あやぺたのMCが俺の心に刺さったのである。
「やっと私達のライブハウスが戻ってきたー!」
「私はここに出てるGARLICBOYSのライブを観て人生狂わされました!」
「だから私もあんたらの人生狂わせたるー!」
演奏が始まり気がつくと泣き笑いしながら前の方へ走っていった。
戻って来たのだライブハウスが
この瞬間だけかもしれない
それでも確かに俺の中のライブハウスが帰っていたのである
皆が愛したライブハウスがようやく戻ってきたのである
おわりに
長ぇよ( ゚д゚)
いや本当にこうなると思わなかった。いつか書かないといけないよなあと思いつつ、書いてみると想像以上に時間がかかり、仕事もプチ繁茂期となり、もっといえば書いていくうちに俺の考えも変化したり、後で読み返すと「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」って叫びそうになったり、うんゴメンサボってた(白目)
とは言えまだ語らなければならない事はあるのである。
まずは現時点におけるダイブモッシュである。
コロナ禍が収まった風潮になり、かつ様々なバンドが限定的とはいえダイブモッシュを解禁した事で「もうダイブモッシュしてもええやろう」という雰囲気が出来上がった反面、「おお!このバンドなら遊べるぞー!」というスイッチが入った結果、ところ構わず暴れ倒しちゃうキッズも出始めたのも事実である。
まあ3年ぐらい我慢してたしなあと思う一方で「もうちょっとお前ら遠慮しろよ」と思ったりもする。いやモッシュはまだ良いよ。ダイブはまあ…うん…会場の雰囲気次第だな(遠い目)
ただバンドマンが投げたピックを10人ぐらいで床に這いつくばって取ろうとするな。放送禁止用語出そうになったわ。乞〇かお前らは(ダメです)
あとは自分達が気付かぬうちに「ただ暴れたいだけの輩」になってしまった人達も出てきてしまった。
元々ダイブモッシュ禁止だけど暗黙の了解でOKだったろって?うん、そうだよ。でも今は原則禁止だからな。表向きはダメだけど雰囲気が良ければ本番OKだろ?って言ってる風俗通いのオッサンみたいだからな(辞めなさい)
小さいところならともかく少なくとも今のZeppでそれやったらOUTだからな。その場の空気は読め。あと少しだから。
あとはチラホラと「昔のライブハウスの方がまだ治安良かったな」とか「コロナ禍前に比べると周りへ配慮する人減ったよな」といった話も聞くようになった。
実際のところ長年我慢し過ぎた結果歯止めが効かなくなっちゃった人も出てきているのも事実だ。というか世の中皆そうだ。我慢し過ぎた反動でハメの外し方を忘れてしまったのだ。
とは言え殆どの人がちゃんとルールとマナーを守りながら観に行っているのも事実だ。
元々ライブハウス自体が多様性の塊のようなもので、あらゆる人の居場所になっている面もある。そう遠くないうちに落ち着くだろう。というより来年ぐらいには「そういえばこんな事あったよね〜」っ話すレベルになっている気がする。そんな事を考えながら皆あの空間で楽しんでいる気がするのだ。
かと言って徐々に元の状況に戻ろうとしている流れに対して「ええ…」と思っている人もいるだろう。どんな人かと言えば「出来ればこのままダイブモッシュがないライブが観たい」人達である。
気持ちは分からんでもない。
俺自身ダイブモッシュに関してはそもそも問題視してないけど、背が低いのと身体が貧弱なのもあって後ろの方で大人見に徹する時もあれば、2階席で観る事もある。まあテンション上がって前の方でダイブモッシュにまみれながら観る時もあるが、そうした行為に抵抗がある人やガチで身体の弱い人になると自ずと選択肢が限られてしまうのだ。彼らだって前の方で観たいのだ。
ぶっちゃけた話、コロナ禍の規制によって客のマナーが向上されたのは事実だ。
所謂ボーカルよりもデカい音量で歌う「カラオケおじさん(お兄さん)」とか、泥酔して変なところで大声を出す酔っ払いとか、暴れられたら周りとかどうでも良いとか考えちゃうDQNが居なくなり、とても見やすい環境になったバンド・アーティストもいる。
コロナ禍でダイブモッシュが無くなった結果、他人の汗にまみれる事なく、他人の歌声を聴くこともなく、肩に肘を置かれる事もなく、顔面蹴られてコンタクトレンズがズレる事もなくなり、人によってはかなり快適な空間になったのも認めなければならない。
ただそれでも床に荷物置いて場所取りしたり、整番が1000番台にも関わらずSNSのフォロワーと協力して最前列取ったり、演奏中のステージをスマホで撮影したりとか、何というか「みっともない」奴もいるので結局のところ全員が快適に観れているかと言われたらそう答える事が出来ないのである。
元々、今の状況下では席もとい立ち位置の移動が出来ない為、例えば横にスメルハラスメント的な人が居たとしても、明らかに立ち位置をはみ出して観てる人がいても、不審者が居たとしても、こっちは身動きが取れない為満足してライブが観れない可能性もあるのだ。(あ、流石に痴漢はくたばれ。そういう時はセキュリティや周りに言ってご退場してもらおう)
何というか一長一短なのだ。多分どのルールを選んだとしても何かしら問題があるのである。
それだったら自分自身にあったルールに即したライブをするバンドを観に行くか、多少のリスクは覚悟して楽しむかという選択をするしかない。要はコロナ禍前と一緒である。もはや運でしかないのだ。
まあ、もしかしたらライブハウスだけで演奏してたバンドが指定席方式のホールでも演奏する日も当たり前になりそうな風潮が出てくる日も近いと思う(演者も客も歳食ったという事で)
それならそれで多少の不満は解消されるとは思う。
一番良いのは誰もが楽しかったと言える環境でライブが観れる事なのだ。それが一番難しい事だとしてもだ。
という事で



待ってます(今までの苦労を血涙で洗い流しながら)
おわり
何故ブログを書かなくなったのか話を聞いてくれ

まえがき
いや久々に出す話題がそれかと言われても仕方がない。かと言ってこれを書かねばならない気もする。ぶっちゃけ今回の話はタイトルからも分かるようにかなりネガティブだ。
正直あんまり書きたくなかった。ブログを始めた頃の様に何処に需要があるのか分からないくだらない話を書いた方が良いだろう。
が、SNSで皆が「お気持ち表明の殴り合い」をしてるのだ。俺もその流行に乗りたかったのだ。という事で毒にも薬にもならない話をダラダラと書いていく。
書かなくなった理由について
その1
文章を作る時間を作れなくなった
今の仕事についてから約4年ぐらいになるが勤続年数も増えたという事もありやる事が増えた。増えたと同時にストレスも増えた。コロナ禍のギスギスした社会情勢もあるのだろうか若干髪も薄くなった気がする。
そんな感じなので昔なら仕事する→帰宅→飯食う→ゲームするなり動画見るなりするorブログ書く→風呂入る→寝る。みたいなルーティンが無くなった。というか遊ぶ気力がなくなり、かわりに休む事が増えた。
今では仕事する→帰宅する→飯作って食う→片付ける→適当にスマホ弄る→風呂入る→寝るみたいな感じになっている。いや何この社会人あるあるみたいな生活。
何と言うかブログを書くのに文章の構成したり、ネタ考えたり、話をオチを考えたりする気力がここ数年で一気になくなってしまった。マジで淡白な文章しか書けなくなった。勿論「いやいやそれはマズイだろうよ」と思い、スマホのメモ帳を開いて文章を作るも気がつけば「ああ…何かもうダメだ疲れた明日にしよう…」というパターンが何度もあった。つまりボツネタが程々にあるのだ。いやなんかゴメン。
正直俺もビックリしてるというか、ブログ始めたての頃は「Twitterで俺の言いたい事なんか伝わるかボケェェェェェ!!」「インスタ?文章のレイアウトがクソなんじゃボケェェェェェ!!」な感じで寧ろ書きたい欲求がヤバかった。もう書きたくてウズウズしてたそんな俺が今では「何かもうTwitterで良いや。うん」みたいなテンションになっている。まあそれには理由があるのだ。これは後述するけどあまり書きたくなかったと記しておく。
その2
必要以上に配慮しなければならなくなった
まずこの自己満足の極みである当ブログだが実はそこそこ閲覧数が多い。この半年は何も書いてないにも関わらず先月は100人の方々に読んでもらってる。嘘みたいな話だろ?俺も最初驚いた。どうもGoogle先生曰くV系の記事やロットンの記事がよく見られているらしい。マジかお。
ならばモチベーションあげて書こうと思うのが普通なわけだがぶっちゃけそうはならなかったのだ。理由は…
俺の書いた記事で荒れたら怖いからだ。
え?いや何言ってんのお前?と思ったそこのお前、正しいよ。うん俺も同じ事考えてたもん。じゃあ何でこんな事言うかって?と言うのもだ。
俺の行ったライブ荒れがちだからだ(白目)
荒れるといっても行ったライブ全てが名探偵コナンの米花町レベルで荒れてるわけではない。ちゃんとしたライブもある。が元々好きなジャンルが演者側から「死ねぇぇぇぇぇ!!」「リフトしたら引き摺り降ろす」「音でぶち殺しちゃる!」「頭振れ!」「首落とせ!」「殺すぞ!」と煽ってくるようなジャンルである。スタジオのリハーサルで「世界滅亡させるからな」と言っちゃうバンドマンもいる。観る側も観る側で「ダイブモッシュがねえと物足りねえ」とTwitterで呟いたり、ライブ中演者に対して「かかってこいやぁぁぁ!」と意味不明の挑戦表明を叫んだり、ライブが終わっても「物足りんぞ!」「最初からやれぇぇぇ!」と無茶ぶりしたり、怪我しても「名誉の負傷」とばかりにドヤ顔でSNSに写真あげたり…etc、etc…あとは分かるな。
このコロナ禍と言えども若干「あっ…(察し)」ってなるような感じにたまになるのだ。
まあライブの感想では皆ぼやかしたり、そもそも知らなかったり(俺がそのパターン)するのでそこまで炎上するケースはないのだが…
ぶっちゃけ書きづらいのだ。
どこのバンドで何時のライブかは言わないけども、サークルピットが発生したり(なお本人達なりにソーシャルディスタンスは保っていた)ステージ上に乱入してツーステ踊ったりする奴が現れたりするライブにたまたま居合わせた事があった。
仮にだ。その日のレポートを書いたとしよう。
「あー、今日のライブは(何か色々あったけど)楽しかったなあヽ(*´∀`)ノ」みたいな感じで書いたとしよう。
一歩間違えたら燃える(白目)
今年ならともかく去年に関してはずっとこんな感じだった。要は正義感持ち過ぎた結果慈愛の心とか多様性とかある程度社会に折り合いをつける事を忘れ去った方々に見つかりでもしたら即アウト…みたいな感じだった。
その方々に俺の書いた記事が見つかったとしよう…
「おい!あんな事があったのに「楽しかった」とか言ってるぞ!」
「なんだと!この社会の敵め!」
「待てよ…なんて事だ…こいつHIKAKINにTENGAの画像を…」
「「「許さん」」」
…みたいな感じになる可能性もある。いやないと思うけども。
そんな感じである。もしそうなった場合推しは勿論、推しがいるジャンルにも迷惑がかかるし、何より推しを応援している人及び俺もダメージ食らう。ならば自衛の為に出来る事と言えば自分の胸の中に閉まう事ぐらいだ。
つまり書かないという事だ。いやマジでこんな選択肢を取らざるを得ないコロナ禍マジFuck。もっとも臭いものに蓋してる俺もあながち良い人間ではないのだが。
そもそもだ。
このブログを読んだり、俺のツイートを見たりする人なら分かると思うのだが明らかに俺は普通の感性を持っていない。そもそも普通の感性持ってたらHIKAKINにTENGA持たせないし、急にTOSHI-LOWになったりしないし、ライブ中に夢女になったりしない。恥ずかしながらネタ挟まないとムズムズして仕方がない男なのだ。
要はちゃんとした文章を書きたくないという考えを持ったかなり面倒臭い奴なのだ。
それでも「まあ、何処の界隈にもローカルルールあるしな」「皆考え方違うけど悪いやつばかりじゃないしな」「大人見したい奴も暴れたい奴も皆ライブが楽しくて仕方がないのさ」「自分の萌えは相手の萎えだしな」「そもそも皆違って皆良いで良いよな」という自分なりに多様性というものを持つようにはしとるのだ。普通ではないなりにだ。
だがそうは言っても、俺の文章を読んで笑ってくれる人もいればそうでもない人もいるし、多分居ないとは思うが傷つく人もいるだろう。最も俺の文章を読んで「こんなのライブレポじゃねえ」とか「ぶっちゃけただのオナニーやないか」とか思ってる人の割合が多いだろう。だって書いてる俺がそう思うんだもの。
そしてこのコロナ禍である。皆イライラしてる。特に自分の中で拘りが強い人ほど「自分の感性では認められないもの」に関しては全力で潰しにかかる傾向がある。オブラートに包むと「お気持ち表明」が発生するのだ。
幸い俺のブログに関しては荒れる事もなくお気持ち表明をされた事もない。まあ更新もしてなかったし、邦ロック界隈でいえばそんなに目立つ存在でもないし、要は見つからなかったのだろう。
だがいつ俺の書いた記事が何かの拍子で炎上したら、その時は…って感じだ。要は俺みたいな弱小ブロガーもどきでも常に炎上と隣合わせなのだ。何らかのコンテンツを作ってるクリエイターは皆そうだ。炎上か絶賛かの瀬戸際でギリギリでいつも生きている。KATーTUNかお前らは。
そんなこんなである。書く気が失せる。これは割とガチだ。すぐに切れるメンヘラヤクザみたいな奴を相手するのもダルいし、いちいち配慮するのも面倒だし、何も考えずに文章作ったり呟いたりしてた時期の方が楽しかったのだ。何かゴメンな。
その3
インターネットが嫌になった
これが最大の理由だ。
元々小学生の頃に学校でパソコンを使った授業が始まり、世間も「これからはネットを使った新時代」みたいな風潮もあり我が家でパソコンが導入された。それ以来中学生の頃はFlash動画とテキストサイトにハマり、高校生の頃はイラストサイトを見まくり、大学生の頃はニコニコ動画と2chのVIP板に入り浸っていた俺からすると今のインターネットって過去一で治安が悪い。
インスタやTikTokみたいな「Theリア充」みたいなところは比較的治安が良いが、Twitterとかヤフコメを見れば分かるようにメインどころがヨハネスブルグばりに治安が悪いのは何となく察してると思う。
毎日毎日どこかでぶっちゃけどうでもいい問題で炎上が発生し、極論と極論がぶつかり合い、気がつけば「社会的弱者でかつ陰キャで可哀想な奴が偉い」みたいな風潮になってるTwitterを見てると正直嫌になってくる。
リア充やウェイ系の言動や行動をネチネチと弄るツイッタラーが許されるのに、所謂陰キャと呼ばれる界隈を少しでも弄ると上原亜依の潮吹きばりに噴き上がる光景を見たり、暴露系YouTuberが他人の行動を暴露して明らかなオーバーキルをしてる様を絶賛する一方で、そのYouTuberがやらかした数々の出来事に関しては完全スルーする光景も見てきた。うん書いててイライラしてきた。何気に下ネタ使ってゴメンな。
こういうのが持て囃されるのが今のインターネットである。昔の良くも悪くも自由だったインターネットで育ってきた俺からすると凄く居づらい空間になってきたのだ。
そんな感じなのでSNSとは距離を取るようになった。インスタもTwitterもTikTokも気がつけばほぼROM専だ。
そして一番デカかったのがコロナ禍だ。
「自民党」「若者」「オリンピック」「エンタメ業界」は叩こうが何しようが許される風潮になり、同時に必要悪とばかりに手前勝手な正義でボロボロにされていった。
傍から見れば数年以上パワハラとモラハラ受けてるようなものだ。それなのに誰もそこにツッコまない。寧ろツッコんだら負けみたいな感じでもある。おめえら優しい世界はどうしたんだ。おい。
そんな状態が長く続くとどうなるか。
もうどうでも良くなる。昔俺が愛したインターネットは死んだのだ。もう帰ってはこないのだ。多様性からは程遠く、ひたすら燃えない様に息をひそめながら当たり障りのない事を呟かなければならない世界になってしまったのだ。
こうなるともうダメだ。ネガティブな事しか浮かばん。実はボツネタが増えたのもそれが理由だ。割も表に出すとマズイネタばかり浮かぶ。ヘイトスピーチすれすれの言動も頭に浮かぶ。要は俺もやべぇ奴になっていたのだ。そんな状態ではとてもじゃないがブログなんぞ書けないのだ。胸の中にドス黒い感情がこびり付いて取れないレベルまで陥ってしまった。
ここまで来ると何となく察していると思うけども、Twitterを見る時間を減らしている。プライベートが順調という訳でもなく、仕事に行けないほどメンタルを病んでる訳でもない。ただ見るのがしんどくなっただけだ。
表向きは多様性とか優しい世界とか言っておきながら、自分が好きになれないもしくは気に入らないものは徹底的に排除するキャンセルカルチャーやヘイトまみれの気持ちの押し付け、そして弱者の弱者によるマウント合戦にウンザリしてしまった。
ネットを見なくなるという事はブログを書く理由もなくなるのだ。だから書かなくなった。
おわりに
正直こんな文章は書きたくなかった。周りを見てると気持ち沈んでるから明るい文章でも書くかと思いながらも気がつけば俺も沈んでいた。何がポジティブシンキングだコラ。
ただ書いてる途中で「何かスッとした」と思ったのも事実だ。そしてこれで一区切りがついたとも思っている。
という事で気が向いたらブログ更新していくんで宜しくm(_ _)m
いややるんかいとツッコんだそこのアンタ。正しいよその反応。何と言うかこう書いてきた訳だが書いてる途中で「やっぱり何も考えなくて良い文章書きたいよ」と思ってしまった。流石にネガティブな話題で締める訳にもいかないので気が向いたら書くつもりだ。気が向いたらだけども。
おわり
PassCode NIPPON BUDOKAN 2022 参戦記
はじめに

遂に…

遂に…

時は来た

時が来たのさ
2022年、人類は未だにコロナの脅威に晒されていた。
2021年の年末には「あれ?コロナ君どうしたの?もしかしてもう終わっちゃった?」みたいな感じだったがここにきて「うわあああああ!!オミクロンダー!!」とばかりに猛威を振るい始めたのである。おいコラもう勘弁しろや。
一方俺はと言うと一昨年はコロナでお預けを食らった分「ライブじゃ!ライブハウスが待っとるんじゃ。ワシを止めたきゃ息の目止めてみろやおどれら!」みたいな感じでライブに行きまくってた。Crossfaithも観たし、SiMも観たし、coldrainも観た。人生初KenYokoyama、人生初ベガスも経験した。あとは対バンだけど初オーラルも。
そんなこんなでライブに行きまくってたある日、俺をライブジャンキーにした彼女達のライブチケットが発売された。
PassCodeである。
そしてその場所は…

ブドォォォォォカァァァァァンン!!(DIRENGREY京さん風)
無論即決だった。
「え?東京?遠いよ?でも推しだよ?」
「え?コロナ?手洗いうがい欠かさずやったお陰でここ数年風邪知らずだぞ?」
「え?金?安心しろよ推し貯金してんだよこっちは」
もうこんな感じ。なんたって初めてライブハウスで観たアーティスト(厳密に言えばノクモンが初)が初めて武道館でライブするんですよ。そりゃ行くでしょ。後先の事なんかは後で考えれば良いのである。
一時はちゆなこと今田夢菜の勇退で解散危機もあったが、ヘビメタガチ勢の有馬えみり姉御の加入により夢と未来を繋げたPassCode。
その姿を拝む為に俺はチケット争奪戦を勝ち抜きその時を待った。
だが…
コロナである
再流行である
感染者爆増である
('A`)
いや、「もしかしたら冬にまた流行すっかも知れねえな。うん」とは思っていたがここにきての再流行である。しかも感染力マシマシにアップデートしてきたのである。ぶち殺すぞアンタ。
更にここにきてプライベートでゴタゴタが発生し、推し貯金はおろか生活自体も危うい感じになり下手すりゃ武道館はおろかライブにも行けなくなる可能性もあった。
実を言うと開催1週間前までは行こうかどうか迷っていた。プライベートの問題はまあ解決とはいかなくても目処は立ったとは言え先行き不安定。コロナによる中止も考えられるだったし断念する事も考えた。
だが…
??「貴方はそれで満足するんですか?」
??「行かないという決断をする事は悪ではない。けれども」
??「それで貴方は後悔しないと言えるんですか?」

??「貴方は言いました。「やっぱりライブは最高だ。」」
??「他の人も言っています。「行かない後悔よりも行った後悔と」」
??「あの子達は応援してくれたファンの約束を果たす為にここまで頑張ってきました。」
??「貴方もあの子達がいつか報われる事を願ってライブハウスに足を運んだのではないのですか?」
??「…待っていますよ。あの子達は…PassCodeは」
??「貴方も待っていたはずでs」

??「うるせえコロナなんか知るか死ねぇぇえええええ」
??「 」
??「行けぇぇぇぇぇぇ!!オリンピックもやったんだからやれる。無観客だったけどやれた!だから行けぇぇぇぇぇぇ!!」
??「そもそもね!あんたは何でチケット買ったの?推しの姿を観る為でしょ!念願の武道館でライブをする姿をこの目に焼き付ける為でしょ!」
??「金がない?稼げ馬鹿野郎!コロナかかったらどうする?じゃあ家で引きこもってマスでもかいてろ馬鹿野郎!中止が怖い?開催する事を信じろ馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
??「…なんなんこの茶番」
??「いや、でも…」

??「行った方がええと思うで」
??「この日の為に働いてきたんやろ?」
??「この日の為に節約しまくったんやろ?」
??「あれやわ。行かんかったら絶対後悔するのが目に見えてんねん」
??「せやったら行った方が良いわ。後のことは後で考えたらええねん」
??「そう」
??「だから」
??「行きましょう!」「行け!」「行ってきいや!」
茶番終了(スマン、やってみたかったんだこれ)
ライブ当日
まあ、色々迷いはしたが「初めてライブハウスで観たアイドルが初めて武道館でライブをする」という激アツシチュエーションには勝てませんでした。ええ、寧ろここで行かねば何とやら。
ぶっちゃけ行かなければ金も貯まりますし、コロナになる可能性は減るでしょうが確実に後悔するのが目に見えてるので腹括りましたよええ。
ライブ当日にガクブルしながら体温を計り、平熱だった事に安堵しつつも当日中止に怯えながら東京へ向かったわけである。
さて…

ここが噂の日本武道館か…
数々の一流バンドやアーティストがライブをした国内最高峰のライブ会場である。
とうとう来てしまった。もう入る前からビビってる。何だったら初めてライブハウスに来た時よりビビってる。コロナ禍での開催になってしまったのが本当に憎い。コロナがなければルンルン気分で会場入りしてたはずだ。
何でいちいち中止になったらどうしようとか考えねばならんのだ。ファッキンコロナめ。
取り敢えず一旦ホテルに入り、ファンのエモエモツイートを眺めながら一休みした後再度会場入りした。
そこにはあの映像でしか見た事がない日の丸が目の前にあった。

ここが噂の日本武道館か…(2回目)
ほほう、今回取ったのは1階スタンド席だったが実質2階席と一緒だな。ほぼ真横のだがそんなに距離は離れていないし、ステージは見えるし今回は巨大モニターもあるから大丈夫…

あれ?思ったよりフロア狭くね?
いや気のせいかもしれん…えっでも狭くね?
Zeppの方がワンチャン広くね?あれか?なんばHatchみたく奥行は狭いけど横が広いから狭く感じるみたいな感じか?あ、でも(以下略)
さてさて開演時間も近くなるにつれ、緊張感も増してきた。とうとう日本におけるライブシーンの最高峰。日本武道館であの4人がぶちかますのだ。胸が熱くなる。この日をどれだけ待ち望んでいた事か。
そして18時すぎ…
会場は暗転し、SEが鳴り響く。
まずステージ上にチームPassCodeことバックバンドが勢揃いした。最初に観た時とはメンバーも一部変更されたが、気がつけば彼らもPassCodeのメンバーの様な心持ちになっていた。あのギタリスト細くね?大丈夫?飯食ってる?女食うなよ。特にアイドルに手出したらオジサンは泣きますとか思ってスマンかったなあ。沖縄空手の使い手らしいなあ君は。うん何かあった時は安心だな(何様だよ)
彼らも様々なライブを経験してこの場に立つのだ。彼らもまたバンドマンとしての夢を叶えたのだ。
そして…
バックスクリーンが2つに割れ、今夜の主役達が現れた。徐々に姿を表したその姿は…

自信に満ち溢れ、そしてこの日を待っていた最強のラウドロックアイドルPassCodeだった。
…
…
…
ああ…
とうとうこの日が…
本当はあの子もいるPassCodeが…
でも…
あの子がいたから…
そしてこの子がいたから…
PassCodeはここにいる…
…
…
…

プチン
推しの神々しい姿を見て夢女と化したワイ「キャアアアアアアアアアア!!菜生様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
推しの神々しい姿を見て某特撮ヒーローの悪の幹部になったワイ「ポニテなのね!黒のライダースに白のシャツなのね!嫌いじゃないわ!寧ろ大好物よぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
うん、頭おかしくなった(真顔)
だって凄いんだもの。最初に観た時もやべえぐらい可愛くてカッコよかったが、武道館で観る彼女達は更に可愛さとカッコ良さに磨きをかけ、更に美しさと強さを兼ね備えた無敵のアイドルに変貌していたのである。そんなの性別変わるだろ普通。30代独身男性だって夢女になるだろう常識的に考えて(何言ってんだこいつ)
あれだ。今年初めてのライブ&人生初の武道館&昨年秋以来のPassCode&最初に観たアイドルが初の武道館というシチュエーションで頭真っ白になった。仕方がない。
そして1曲目である。
やりやがった(大歓喜)
この日の目玉の1つは「今日のライブの1曲目は何で始まるか?」だった。
PassCodeはその姿も然ることながら楽曲もこれでもかというぐらい常に最高値を叩き出す名曲・神曲が多い。その為「え?この曲やんないの?」って事が多発して起こる。最も勝負曲が多過ぎてかえってセトリから外れるという謎現象が発生する。ラルクかアンタら。
そしてこの日の1曲目に演奏されたのはメジャーデビュー曲のMISS UNLIMITEDだった。コロナじゃなかったらダイブしとるわこんなん無理じゃ(褒めてます)
もうこの段階で今までに観たライブランキング第1位である。あ、ブレアフェスは規模のデカさ的にフェスランキング第1位な。単独公演はPassCodeがぶっちぎってるよ。これマジな。
そんでもって2曲目である
優勝確定
もうね、インディーズ時代の名曲をぶちかますPassCodeさんマジパネェ。うん、そうだよこんな感じだよ俺の書くレポ。わかるだろ?オタクは皆こうなるのさ。語彙力が追っつかねえんだわ。語彙力寄越せ。
そこからの3曲目

ブドォォォォォカァァァァァンン!!byえみりの姉御

Get!Fuckeeeeeeeeer!!byえみりの姉御
ドーン(ファイヤーボール発射)

ワイの心の声「Oh!Yeaaaaaaahhh!!」
もうね、語彙力なんぞ要らんのや。そんなもん要らんのや。ツッコミは要らんのや。
何が凄いかって演出も金掛けてるだけあって凄いのだが、パフォーマンスも素人目線からしてもハイクオリティなのである。
元々最初に観た時から「すげぇ…」とは思っていたがここ数年で更にパフォーマンスに磨きを掛けていった感じがするのである。特に昨年に関しては音楽ライターからも「今が全盛期ではないか?」と評賛されていたレベルである。
推しも然ることながら、ちゆなとは異なるタイプながらもそれ故にホイッスルボイスを駆使する等独自のポジションを掴む事が出来た有馬えみり(姉御)と歌・ダンスをオールマイティにこなす事が出来る上にシャウトの質も年々高くなっている高嶋楓、最年少でMCではどこかふわふわしながらもライブになるとキレッキレのパフォーマンスと高い歌唱力を発揮する大上陽奈子。
マジで凄いぞPassCode。もっと広まれPassCode認知勢。
そこから数曲続けた後暗転し、会場内は拍手に包まれた。
いや正しくは拍手が溢れ出ていた。今のこの状況下、声が出せないファンにとって感謝を示すコミュニケーション方法はこれしかなかった。
色んなライブに行ったがここまで拍手に包まれたライブは観たことがない。いつまで経っても鳴り止まない。それほど様々な感情がファンの中にあったに違いない。それも全て感謝だと思う。
「よくここまで頑張った」
「俺(私)達をここに連れてきてくれてありがとう」
「この日をどれだけ待ち望んでいたか」
「「「ありがとう」」」
いや、多分こんな感じなんだって、おらぁ知ってんだあ。PassCodeのファンはあったかいんだあbyサンボマスターの山口のモノマネをするホルモン・ナヲ姉さん
俺の涙腺は完全に崩壊した。てか横の席の兄ちゃんも目がウルっとしていた。誰も咎めやしないさ。だってここは武道館だ。皆の憧れなんだ。
そしてライブも中盤に差し掛かった頃、スクリーンに映像が流れた。
彼女たちの地元・堺を歩きながら彼女たちは今までの事、そしてこれからの事を語っていた。活動が危ぶまれた事、コロナ禍で今までのライブが出来なくなった事。それでも彼女たちは前を向き続けていた事を改めて実感した。
そして映像が終わると同時にPassCodeが誇る名バラードhoroscopeが演奏された。

プチン
シュワちゃんと化したワイ「白衣装ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
裏声気味のシュワちゃんと化したワイ「尊いよ!尊過ぎるよ皆!何?この子達?天使なの?天使が舞い降りたの?えっ!?もうダメ私限界!」

爆発したコンボイと化したワイ「ホワァァァァァァァァァァ!!」
うん、ごめん。だってこうなるだろ常識的に考えて。会場にいるファンはこの時シュワちゃんになったんだよきっと(ねえよ)
その後も新旧織り交ぜた楽曲がファンを魅了する。もしコロナ禍ではなく元の世界のままでライブしてたら今頃は身体が崩壊するレベルでダイブモッシュしてる。いやもう明日とかいらないや(アカン)
そしてライブ終盤に入り、再びバックスクリーンが開くとなんとそこにはストリングス隊が現れたのだ。

感謝…圧倒的感謝!
この日のライブの為にどんだけ金突っ込んだんだ運営よ。大丈夫か運営よ。ちゃんとご飯食べてるのか?特に社長お前だ。毎回思うが痩せ過ぎだろあんた。平地先生を見習え。何か見る度デカくなってる気がするぞ(やめなさい)
おそらく俺が貢いだチェキ代とかグッズ代が使われているのであろう。もう皆PassCodeに貢げよ。そうしたら皆幸せになれるよ(満面の笑みで)
そして本編ラストを飾ったのは…
初めてPassCodeのライブで聴いたRayだった。
奇しくも俺がPassCodeにハマったきっかけがこの曲だった。エモい、エモすぎて尊い。もう手の感覚はない。叩き過ぎて痛いぐらいだ。だがこの痛みなどなんてことは無い。彼女達の…PassCodeが乗り越えてきた苦難に比べればなんてことはない。
本編が終了し拍手で迎えるファン
そしてアンコールが始まった
待っていたよ(ニッコリ)
ATLASである。最初リリースされた時からかなりド王道なロックナンバーだなあとは思ってたけどもこういう場面だと物凄くハマるのである。
そしてインディーズ時代の名曲「Seize the day!!」を挟んで再びモニターに映像が流れた。
そこにはPassCodeが所属している事務所が映し出されていた。堺の住宅街にポツンと建っている町工場の2階にあった事務所の中はダーツの的にテーブルと簡易型のレコーディングブースがあるだけの質素な造りになっていた。
ここから武道館でライブをする最強のアイドルが登場したのだ。
いやほんと映像化されたら見て欲しいんだが本当に小さい。いかにも今風のシャレオツな感じじゃなく実家感が凄い。アンタらそこからここまで来たのか…
もうここまで来ると尊敬しかない。凄いぞPassCode、凄いぞスタッフ。
そしてアンコールラストを飾ったのは…
ズ ル い よ
あれだ。完全にファンを俺達を泣かせにきている。こんなん泣くやん普通。シンガロングも事前にファンが録音した音声を流しているのである。もう涙枯れ果ててるんですが…
そして何より、バックスクリーンにあのちゆなの姿があったのである。彼女もここに居たのである。それを背に力強くシャウトするえみりの姉御。もうエモさの究極系である。
終わった瞬間、ただ涙が流れた。ライブが終わって悲しいからではない。ただPassCodeが幾多の困難を乗り越えて武道館でのライブを成功させたという事実に歓喜したのだ。
ダイブモッシュはおろか声も出せない。ただそれでもこの日のライブは今までの人生の中で最も幸せな空間だった。

あとがき
うん、今まで色々あってライブレポはおろかブログも書かなかった…というよりも書く気力がなかったけど、流石に今回のライブは書かねばならないと思っていた。だってPassCodeだもん。俺をライブに駆り立てる理由を作った罪作りな女の子達だもんそりゃ書くよ。おいキモいって言ったやつだれだチ〇コ捥ぐぞ(ダメです)
ライブが終わった後の余韻がとても長く感じ、このまま続けば良いのにとも思ったが何時までも思い出に浸るわけにもいかない。彼女達のライブはイベントを除けば5月の野外ライブまでお預けだけどきっとそこでもハイクオリティなパフォーマンスで俺達ファンを魅了してくれるはずだ。
そう…
雨さえ降らなければ( ゚д゚)クワッ!
(勘弁してくれ。一度雨の日にそこでイベントがあったけどマジでダルかったから…(震え声))
おわり
We are The BONEZ Tour 2021 ZeppOsakaBayside ライブレポ

はじめに

待たせたな(CV.大塚明夫)
最後のライブからおよそ2年振りにThe BONEZがライブハウスに帰ってきたのである。

思えば2年前のツアーの盛り上がりから一転、例の鴨川で草拾った的なアレで活動休止になったThe BONEZ
その後復活ツアー開催を発表するもコロナワールドツアーとダブルブッキングしてツアー中止になる等右往左往してたが…
遂に…
遂に…

時が来た…

時が来たんだよ!
あ、ゴメン。テンション上がり過ぎてTOSHI-LOWになっちまったのさ。許して欲しいのさ。
自分がTOSHI-LOWだと思っている一般男性によるライブレポ
そんなこんなで当日を迎えたわけなのさ。
まだコロナは収まらずダイブモッシュはおろかシンガロングも出来ない…
だけどさ、それでも好きなバンドがこうしてライブハウスに戻ってくると嬉しいのさ。

こうやって物販の列に並ぶとテンション高ぶるのさ。あ、転売ヤーは生かしちゃおかないのさ。


The BONEZのツアーマーチはデザインがバンド界でも一二を争うほどカッコいいのさ。
だから後先考えずに買っちゃうのさ。来月のカード請求なんか気にしちゃダメなのさ。りょうちゃんに怒られちゃうのさ。
でもぶっちゃけ丈が合わなかったりするのさ。チビに人権はないかなのさ。
あとやっぱりベイサイドは近くに時間を潰せるところが少ないのが難点なのさ。
この日も一緒にライブ参戦したフォロワーさんと合流したけど時間潰すのに苦労したのさ。
何だかんだでUSW(ユニバーサルシティウォーク。USJの前にあるテナントビル)でタコ焼き食ってたけどさ。
そしていよいよライブハウスにThe BONEZが現れたのさ…

SEが始まり、幕が上がると同時に怪鳥の如く飛んだJESSEを見て思ったのさ。
「やっぱりカッコいいわ、この人」
そりゃ確かに法律を破ったのはダメなのさ。
この日何の因果かか知らないけど某「たかだか大麻、ガタガタ抜かすな」でお馴染みの某ヒップホップグループのメンバーが熊谷で草持ってて捕まったけど、法を犯す=社会から外れるという事なのさ。それは即ち一生後ろ指を指される可能性もあるわけなのさ。
でもさ、何故か許せてしまうのさ。
それは多分今までやってきた事とか音楽に対する姿勢だとか色々あるけど、やっぱりファンに愛される人間だったからじゃないかと思うのさ。
この日のライブも凄かったのさ。
もうバンドの気迫が伝わってきて気がつけば汗だくだったのさ。ダイブモッシュ禁止なのにさ。隣は空席だったのにさ。
何と言うかじんわりとくる熱気がフロアに充満してたのさ。
セットリストも今までの集大成かつファンが聴きたかった最高のベストセレクションを選んだ楽曲で構成されていたのさ。
特にラスト5曲あたりはもう感情がグシャグシャになるほどの半端なさだったのさ。まるでアベンジャーズの登場シーンレベルでヤバたにえんだったのさ。
※全部公式チャンネルの動画だから安心して見るのさ
この日も数え切れないほどダイバーの幻影を見たのさ。恐らくコロナ禍になってから1番幻影を観たライブになったと言っても過言じゃないのさ。叫ぶのを我慢するのがここまで辛いとは思わなかったのさ。


ワクチンも出回りはじめ、ライブも人数制限がなくなり、ようやく…ってところでまた振り出しになっちまった…けどさ
なんだろう。またあの汗にまみれたライブハウスが戻ってくる気がするのさ。それも近いうちに…
そう考えるのは、やっぱり人間って凄いからなのさ。何だかんだでどんな困難も乗り越えられる気がするのさ。The BONEZのライブを観るとそんな気がするのさ。
だからさ…
皆、手洗いうがいしような。あと消毒もしような。あとコロナを皆で【自主規制】そうな(TRIPLEAXEのライブが中止になって血涙が枯れるまで流した俺より)
おわり
PS
うん、もはやツッコミは不要である(コラ)

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