Denimusic Fes

邦ロックとかラウドロックとかジーンズとか

ハジマザ狂想曲

はじめに


BLARE FESTが終わり、早2週間
そろそろ余韻から覚めてきた頃のはずである。ちなみに僕は余韻に引き摺られ仕事でポカミスを繰り返す日々であった。ぴえん。


そうこう言ってる間にこれが開催されるのである

HAZIKETEMAZARE TOUR OSAKA




HEY-SMITH(以下ヘイスミ)主催の巨大フェスHAZIKETEMAZARE FESTIVAL(通称ハジマザ)がサーキットツアーとして開催されている最中である。



仙台・東京・大阪の3都市で開催されたいるツアーも残りは大阪のみとなった。全公演SOLDOUTという事からライブキッズが楽しみにしていたという事が分かる。



昨年はアルバムツアーも実施していた事もあり開催は見送られた分、今年は既に2DAYS開催が決定している上に今回のサーキットツアーときたわけだからテンションが上がるに決まっているのだ。



さて、今回のツアーはどちらかと言うとメロコア系に重点を置いたラインナップとなっている。



元々ラウドロック系のバンドも参加していた事もあって、いつか行ってみたいフェスではあったんだけど、ラウドロック系についてはいつも観たり聴いたりしている事もあり、今回は僕の中ではメロコア系バンド巡りも兼ねている。



どれも初めて観るバンドが殆どだし、TRIPLEAXEの1つを担なうヘイスミをまだ1度も観た事がない為今回の機会は逃したくなかったのだ。



とは言え、サーキットツアー自体初参戦の僕にとって懸念材料が幾つかあるのだ。それを今回の記事とする。



ライブハウス間の移動距離




今回のサーキットツアーはなんばHacthを拠点とした計6会場で行われる。ライブハウスの登竜門BIGCAT。ハードコア系のバンドがよくライブを行うSUNHALLPangeaV系からアイドルのライブまでジャンルを問わず開催するDROPFANJtwice錚々たるライブハウスが今回のステージだ。



問題があるとしたら、なんばHacth以外の会場は全てアメ村で行われるという事。他の6会場については距離的にはそんなに離れてはいない。何処も平均して徒歩3〜5分ぐらいの場所にある。


が、なんばHacthはどう少なく時間を見積もっても徒歩10分ぐらいある。おまけに信号も結構あるのだ。


で何が問題かと言うと次の問題が絡んでくるのだ。



入場規制が多い


今回のツアーは大箱をメイン会場とし、300〜500人クラスのライブハウス数会場で巡るものだ。その為か何バンドかが入場規制が掛かった。所謂ライブキッズに大人気のバンドが殆どなんだけど、あのヘイスミも入場規制が掛かった。



という事は、だ。



このバンドを観たら次はこのバンドを観ようと思っても入場規制に掛かって観れないという場合も有り得る。特に大阪の場合はなんばHacth、BIGCATはまだしも残りの4会場はガチガチに埋まる可能性が有るのだ。


元々小箱が多いアメ村もとい大阪のライブハウスだけど、今回は特に大阪に馴染みが深いバンドが数多く参加している。その市民性もあるとは思うんだけど、基本激しめな音楽が好きな大阪民(あくまでもイメージです)としては今回のラインナップは口からヨダレが出るレベルなのだ。


そうなって来ると、例えばライブが終わると別の会場へ行く事になると…



移動距離が短いPangea〜BIGCAT間、DROP〜FANJtwice間はともかく、なんばHacthからアメ村界隈に行こうと思うなら時間も考えると猛ダッシュで行かなければ間に合わない場合がある。



ただでさえ収容人数が少ないライブハウスが多い今回のツアー



移動している間に入場規制。
どのバンドを観ようか迷ってる間に入場規制。
休憩している間に入場規制。



こんな事も有り得ると思うのだ。




じゃあ、この際バンドを絞って観ようと思っても…



どのバンドも音源が良すぎて選べない問題



最初、タイムテーブルが発表された時にファンの中で阿鼻叫喚の声が鳴り止まなかった。フォロワーさんにメロコア好きな人がいるんだけど、「何でこのバンドとこのバンドを被せてくるんだ。鬼かヘイスミは…」と嘆きの声を出していたのを憶えている。


メロコア好きにはたまらないラインナップだか、今回のタイムテーブルはその好きなバンド同士が被る事が多い為苦渋の決断をせざるを得ないらしい


んでもって僕だが、メロコア系には疎かった事も有り今回改めて出演バンドの音源を聴いてみた。



それは間違いだった。どれもカッコいい。
どうすれば良いのか分からなくなった。
ちくしよー、どれもライブで聴いたら楽しくて仕方がなくなるようなバンドばかりじゃないか。頭空っぽに出来る様な楽曲ばかりじゃないか。


そう考えると本当にどう回るか考えなくてはならなくなったし、ある程度絞るのが難しくなってきた。


特に16時〜18時までのラインナップがエグい。何でこんなにライブに定評があるバンドばかり集めたんだ猪狩さん。泣くぞぴえん。


じゃあ他のバンドも観たいから、ライブ途中で抜けて別の会場へ行こう…と思ってもそこはやっぱりライブは最後まで観たいのだ。
もしかしたらサプライズが有るかも知れないし、たまたま観たバンドがカッコ良くてどハマりする可能性もあるのだ。


もう、ライブまで1週間をきってしまったわけだけど、恐らく当日になっても僕は観たいバンドで悩む事になるだろう。恐るべしハジマザ。恐るべし猪狩秀平。



おわりに

取り敢えず、今回のツアーとヘイスミが観れる事を祈り、健康第一をモットーにライブを楽しもうと思う。早くコロナウイルス収束してくれ〜