はじめに
通称京都のドブネズミ
歌謡ロックやラウドロック、ヒップホップをベースとしたミクスチャーロックを武器に活躍する5人組バンド
ライブではその熱量を超えるバンドは早々おらず、フェスでは初めて見たファンを魅了するパフォーマンスを発揮するまさにライブバンド
昨年は結成20周年ツアーを行い、東寺でワンマンライブを実施した。今、波に乗っているロックバンドの1つだ。
まず、ROTTENGRAFFTYというバンドは一目見たら覚えやすい程、一人ひとりの個性が強い
常に黒衣装に身を包み、ステージをアグレッシブに動きながら歌うNOBUYA
B系或いはストリート系のファッションでラップを奏でるNAOKI
モヒカンヘアとロック系ファッションがよく似合う侑威地
スーツ姿に違和感がなくバンドマン随一の良い人オーラを持つHIROSHI
そして、その中でも一際、目を焼きつけ離さないのが
(# ゚д゚)「オルァァァ!!」(ライブ始まりの時)
ROTTENGRAFFTYのギタリストでありメインコンポーザー。黒と金のツートンヘアにタボっとした服装が似合うKAZUOMIである
(# ゚д゚)「来いよぉ!!」(曲演奏中)
KAZUOMIについて
僕が初めてロットンのライブを観たのは、昨年冬に行われたTOTALFATの対バンライブだった。
この時は他に対バン相手としてSHADOWSも出演していて、どちらかと言えば目当てはそれだった。
SHADOWSの出番が終わり、その次がロットンだったのだが…
610行進曲(ロットンのオープニングSE)が流れてメンバーが続々とステージに上がるのだが…
一人ひとり順番に出てくるメンバーの中で明らかに挙動がおかしいのがいた。それが…
(# ゚д゚)「オルァァァ!!」(ライブ始まりの時)
KAZUOMIである
(# ゚д゚)「やれよっ!!!!」(曲演奏中)
正直に言おう、初めて彼を観た時はガチでこの人ヤバい人だと思っていた
いや、だってそうだろう。第一声が(# ゚д゚)「オルァァァァァ!!」だし、演奏中もサビだろうがAメロだろうが関係なしに
(# ゚д゚)「やれよ!!」
(# ゚д゚)「歌えよ!!」
(# ゚д゚)「来いよ!!」
(# ゚д゚)「飛べっ!!」
(# ゚д゚)「行け!!」
こんな感じでフロアを煽るのである。マジで危ない人にしか見えない。てか本当に最初ロットンのライブを観た人は全員彼にビビるに違いない。俺もビビってたし、仕舞いにはフロアへダイブするし
しかし慣れとは恐ろしいものだ。ライブが後半になるにつれ、彼なりにフロアを盛り上げようとするのが何となく分かっていった気がする。
(# ゚д゚)「やれよ!!」
(恥ずかしがらずに周りの目を気にせず楽しんで下さい)
(# ゚д゚)「歌えよ!!」
(音痴でも気にしません。皆で歌いましょう)
(# ゚д゚)「来いよ!!」
(ダイブが怖いのは分かります。でも勇気を出して!)
(# ゚д゚)「飛べっ!!」
(さあ来なさい!貴方の感情を全て受け止めましょう)
(# ゚д゚)「行け!!」
(安心して下さい。私の愛馬は凶暴です。違った。私達のセキュリティーは最強です)
いや彼なりにこう言ってる気がするんだ。多分(汗)
そんな彼の印象が変わったのは、数少ないインタビューを読んだりライブで零戦SOUNDSYSTEMを演奏する前の煽りを聴いた時だ
6月のDragonAshとの対バンでKAZUOMIが言った煽りで断片的に覚えているのが、ロットンが所属している事務所の社長で故・松原裕さんへ宛てたと思われるメッセージだ
KAZUOMI「本当はお前に来て欲しかってん」
上を向いて
「なあ聴こえてるかー!!」
「皆で歌え!零戦SOUNDSYSTEM!!」
うん、泣いた
これは泣くだろう。あれだ見た目不良な奴が実はめちゃくちゃ良い奴だった…そんなイメージだ
インタビューでも実は物凄くロットンへの想いが強く、音楽への愛情が溢れてるそんな人間性を感じるのだ
実は、初めてバンドに加入したのがロットンだったり、それまでは1人家で音源を作ってたというエピソードからあまり社交的ではないタイプの様に思えるけど、大分前にロットン主催のポルノ超特急がTVで特集されてた時は
(*´ω`*)←こんな顔で終始インタビューに対応していた。何このギャップ萌え
気がつけば僕はKAZUOMIが気になって仕方がないというところまで来てしまった
そしてBLARE FEST
ロットンは記念すべき第1回目のフェスでトップバッターとして参加した
そういう事もあってか
スキップしながらステージ入りするKAZUOMI
曲中に「coldrain大好き(゚∀゚)」と叫ぶKAZUOMI
いつもより猛烈にテンションが高い
しかもポップな感じだ。普段あまり見られない光景だ。ハッピーオーラが彼の周りに漂っている。
そしてMC
(*´ω`*)「今日は呼んでくれてありがとう」
うん、coldrainが呼んでくれたおかげで最高のスタートになりそうだ
(*´ω`*)「いつも観に来てくれる人もロットンのライブ初めての人も…」
うん、うん
(# ゚д゚)「そんなん関係あるか。ボケぇぇぇぇぇ!!」
あっ(察し)
(# ゚д゚)「殺す!!俺らの音でブチ殺しちゃる!!」
(# ゚д゚)「俺らの音楽でブチ殺したる!!」
大切な事だから2回言いました
(# ゚д゚)「零戦SOUNDSYSTEM!!」
イントロが流れる
(# ゚д゚)「これがジャパニーズラウドロックじゃぁぁぁぁぁぁ!!」
…うん、KAZUOMIはKAZUOMIなのだ。
ステージに立つ彼は獣の様にギターを弾き、本能のままにフロアを盛り上げる為に叫ぶのだ。
どこを探してもそんなギタリストは彼しかいないのだ。
そしてそんな彼の声に応える様にファンも盛り上がるのだ。
彼の叫びには様々な想いがあるのだろう
命懸けでステージに上がっている
その言葉が1番似合う男、それがKAZUOMIだ
(# ゚д゚)「オルァァァァァ!!」
(ネタっぽい記事ですが、ロットンも好きですしKAZUOMIも好きですよ。愛です。愛(汗))
おわり